土用干しを経て、無事に梅干し完成しました(記事にするのが遅くなってしまったが)。人生初の梅干し!
途中ズルしたのもあって、思ってたよりずっと簡単に作れました。「まさか自分んちのベランダに梅が干されているなんて…」と梅干し大好きな夫がしみじみしていたので、挑戦して良かったです。
ざっと作り方を書いておくと…
まず梅2キロを洗い竹串でヘタを取ってから、梅に塩(400グラム)をまぶしながら スタッシャー(ジッパー袋でも可)に詰めていきます。保存を効かせるため、昔ながらの梅干しの塩分濃度の20%で作ってみました。
スタッシャーやジッパー袋で梅を塩漬けするコツは、できるだけ空気を抜きながら口を閉じること。中の空気を抜くことで、重石をのせなくても翌日には梅酢があがってきます。
▼ メガサイズのマチ付きスタッシャーはこれ↓
くり返し使えて、湯せん・電子レンジ・オーブン・食洗機に使えてエコだし便利。
▼ 塩は赤穂の天塩を2袋使いました↓
漬け始めて10日以上経ってから、もみ紫蘇を追加します。はい、手抜きして市販のもみ紫蘇を使ってしまいました(楽ちん)。スタッシャーにもみ紫蘇を入れたら、またしっかりと密閉しておきます。
▼ こちらのもみ紫蘇を300グラム使いました↓
もみ紫蘇を入れると、梅干しが赤く色鮮やかに仕上がります。土用干しの後にもみ紫蘇を入れる漬け方もあるみたい。
梅雨があけて土用(7月下旬から8月上旬)になったら梅を3日間天日干しします。土用は1年でもっとも太陽のエネルギーが強い時期。梅に陽の氣を入れて〈陽性〉の食品にするのだとマクロビの先生が言ってました。紫外線には殺菌効果もあります。
さらに瓶に入れた梅酢も(蓋はあけておく)太陽のエネルギーを注入。この後、赤紫蘇も梅酢をギュッと絞ってから広げて干しました。
「梅は3日3晩干す」といえど夜は室内に入れたくなりますが、夜露にさらすことで梅がやわらかくなるのだそうです。
いつも干し野菜を作っている干し網も活用しました。
ベランダなど省スペースで梅を干すのにぴったり。こう見えて2段になっているんです。
▼ 干し網はステンレス製のこちら↓お気に入り♡
梅を干すタイミングは 天気予報をチェックして雨が降らない日を選んだはずなのに、なんと3日中2日もゲリラ豪雨に遭って、プチパニックになりました。雨に濡れたのは少しだけだったのでセーフです。たぶん。。
そんなこんなで出来上がり〜
早速1個だけ味見してみたら、塩がとがっていて酸味も強めで無理ぃ。半年は寝かせて味を馴染ませることにしました。3年くらい寝かせると酸味もやわらいでまろやかになるそうです。うーん、そこまで待てないかな。
干した赤紫蘇はミルサーで粉状してゆかりに。なるほど!ゆかりの正体は赤紫蘇を干したものだったのですね。
赤梅酢は白湯に垂らして飲むのが好き。焼酎のお湯割りに入れるのも◎。ドレッシング・マリネ液・和え物などなどいろいろ使い道があります。
完成した梅干しは、イワキのガラス製の容器(容量800ml)に入れてます。蓋はプラですが、スタッキングできるのが良!
▼ 容量400mlと1.3Lもあります↓
おまけ
8月の中旬はワーケーションと称して札幌に滞在してました。
写真は北海道大学のイチョウ並木。
盆地の奈良が暑すぎるので、今年は涼しい北海道で仕事しよう♪と思いきや…いやぁ暑かった。。体感的には奈良とあまり変わらない感じがしました。
それはさておき、1日だけ遠出して札幌からバスで約70分のところにある豊平峡温泉に行ってきました。ここ、加温も加水もしていない源泉100%掛け流しの温泉なんです。
前回の記事はこちらでした↓