先日、大手電機メーカー様の研修会にて

「健康人生を楽しむためのまるごと栄養調理法」

というテーマで3日間(全5回)、講演依頼を

頂きましたので登壇させて頂きました。

 

普段、捨ててしまいがちな野菜の皮や

茎、種、葉、根など実際はこういった部分に

栄養や抗酸化成分、旨味、香り成分が

豊富なので「一物全体食」(まるごと食べる)

をテーマにした調理法や食べ方、健康寿命を

延ばし、病気を予防するバランスのよい食事

についてのお話と店舗でのイベントに役立つ

食材のディスプレイや盛付、撮影ポイントなど

にもついてもご紹介させて頂きました。

 

まるごと調理について私は野菜の皮を

ほとんど剥きません。

大根、にんじん、生姜、ゴボウ、蕪など

皮ごと調理します。

 

ブロッコリーやパセリ、クレソンの茎も

絶対捨てません。

ピーマンの種もそのまま調理に使います。

金柑の種もブドウや桃、イチジク、りんご

の皮もそのまま食べます。

 

玉葱の皮や野菜の茎、椎茸の軸などは

ベジブロスにしてダシを取ることも

あります。

 

一物全体食は野菜だけでなく、魚でも。

イワシなどは圧力鍋や圧力調理鍋で煮込むと

骨まで全部食べられるのでカルシウムや

DHA、EPAも摂取出来ます。

魚の皮にはコラーゲンも豊富。

 

フードプロセッサーにアジやいわしを

骨ごと攪拌し、つみれ団子やハンバーグ

にしても美味しいですよね。

 

サバ缶などの缶詰も骨まで柔らかく、

まるごと食べられて便利ですが、最近の

値段の高騰もあり、なるべく食材が

安い時に購入し、家で調理することで

支出を抑えるようにしています。

アジやいわしは比較的お安いので

まとめて作って冷凍しておくのも

いい方法ですね。

 

今回の講演では、メニュー開発の部署の

皆様ともお話できる機会があって貴重な

話を沢山聞くことも出来、私自身も

大変勉強になりました。

 

新宿御苑、市ヶ谷、南部市場の研修会場で

午前、午後とそれぞれ登壇させて頂きましたが、

色々ご質問も頂き、有意義な3日間でした。

 

帰りに南部市場で購入した苺も

甘くて美味しかったです。

 

 

全国で食や健康、美容などをテーマにした

講演を多数行っております。