今日はフードバランスアドバイザー講座の日でした。
今月のテーマは「ファイトケミカル」。
ファイトケミカルって何?と思われる方も多いかと思います。
ファイトケミカルとは植物が作る天然の成分=抗酸化成分の
ことなんです。
人間や動物では作り出すことが出来ないもので
植物が外敵や紫外線などから身を守り、自ら抗酸化成分を
作りだします。
ファイトケミカルは「第7の栄養素」と言われ、注目されていますが、
栄養学上ではまだ「栄養」として定められていません。
ですが、さまざまな研究でその抗酸化力の高さは発表されて
います。
野菜や果物には実に様々なファイトケミカルが含まれています。
ファイトケミカル=機能性成分の総称で今わかっている
ファイトケミカルだけでも1500種類ほどありますが、実際は
1万種類以上あるといわれています。
でもそんなに種類の多い抗酸化成分がどの野菜、どの果物に
どれだけ入っているのか?ということは一般の方には
とうていわからないことだと思うのです。
でも・・・それでいいんです!!v(^-^)v
たとえば果物を例にあげてみましょう。
今日はバナナ、明日もバナナ、明後日もバナナ。
毎日バナナを食べる方がいるとします。
バナナはビタミンB2や食物繊維、カリウム、オリゴ糖などを含み、
免疫力を高める果物でもあります。
また、がんを予防するといわれるファイトケミカル「クロロゲン酸」が
豊富です。でもビタミンCはそこまで多くありません。
だったらば毎日同じバナナを食べるのではなく、翌日は
ビタミンCの宝庫「キウイフルーツ」を食べる。
キウイフルーツはビタミンCや水溶性食物繊維「ペクチン」
も豊富ですし、黄色のゴールドキウイなどは「ルテイン」という
加齢による視力低下の予防をするファイトケミカルも豊富です。
キウイを食べた翌日はピンクのグレープフルーツ「ルビー」を
食べる。
ルビーにはビタミンCはもちろん、疲労回復に役立つクエン酸や
強力な抗酸化成分「リコピン」も含んでいます。
それぞれの果物に様々な栄養素、ファイトケミカルが
含まれているので毎日同じ果物を食べるよりも今日はバナナ、
明日はキウイ、あさってはグレープフルーツというように
毎日違う果物を食べることをオススメします。
そうすることで色々な栄養素や抗酸化成分を体に取りれる
ことにつながりますので栄養のバランスも整ってきます。
そして色も大事です。今日食べた夕食が茶色一色だったとか、
グリーンの野菜ばっかり食べて緑一色だったというような1色に
偏った食事をしないようにしましょう。
偏った色彩=栄養バランスも偏るということです。
どの食材にどんな栄養素が入っているの?と色々考えなくても
色彩よく食べることでバランスのよい食事を自然に身につける
ことが出来るのです。
明日から早速、「毎日違う果物を食べる」「色彩豊かな食事」を
始めてみませんか?
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