ちっぽけな私という愛しい生き物。 | 恋愛にも仕事にも効く♡写真の魔法

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21年前の1月17日、
阪神淡路大震災が起こりました。






私は当時、高校生で
関西から離れた高松も
大きく揺れました。


地震が起きる少し前に
不思議と目が覚めた、そのすぐ後に
今まで経験したことのない大きな揺れに
布団の中で固まり、
ただ事ではないものを感じました。


テレビをつけてしばらくして
震源地は神戸付近らしいと知り、
体中の血が引いていくのを感じました。


私の母は神戸の出身で
祖父母や親せきが多く暮らしているのです。


しかし祖父母へは電話も通じず
現地はいったいどうなっているのかと
不安でいてもたってもいられない状態でした。


夜が明けて、少しずつ現地の情報が
ニュースで流れてくると
長田の町からは炎と煙が上がり
阪神高速はぐんにゃりと折れ曲がり
私の知っている神戸の街は、
跡形もありませんでした。


幸い、祖父母も
親戚もみな無事でしたが
祖父母の家は全壊しました。


私が神戸の街を
訪れることができたのは
それから半年くらい経って
祖父母の家のあった場所が
更地になってからでした。


幼いころから慣れ親しんだ場所が
何もかもなくなっていて、
更地になったその場所は
ものすごく狭くて
ただただ茫然とするだけで
言葉になりませんでした。


でもね、昨日は
震災のあった日だということを
恥ずかしながら…
すっかり忘れていたのです。


昨日は関西で用事があり、
母の実家に泊まっていました。


21年前に地震が起こったその場所にいたのに
テレビもつけず、新聞も開かず過ごし
地震のことを思い出したのは、
夕方、友人のFBの投稿を見てからでした。


そんな自分を恥ずかしく思い、
少し責めたりもしました。
と同時に、人は忘れるから
生きていけるのだとも思いました。


私は3年前までインドネシアの
ジャカルタに暮らしていましたが
慣れない暮らしにノイローゼになり、
高層アパートメントの23階から
飛び降りようとベランダの下を
何度のぞきこんだかわかりません。


日本とジャカルタを
行き来していたころ、
夏の日の熱気や匂いが
ジャカルタの辛い思い出にリンクして
気分が悪くなったことも何度もありました。


でも、それも今ではありません。
ふとした時に埃っぽくて
じっとりした空気の匂いや
ブーゲンビリアの花の色や
むしろジャカルタのそんな辛い思い出が
大切な愛おしい思い出のひとつになりました。


それは忘れろとか、
つらいのがダメだとか
そういうことを
言いたいのではありません。


先週14日にはジャカルタでも
テロによる爆破事故が起こりました。


私は3年前までジャカルタに暮らしていて
爆破があった場所の中には
毎週、友人と訪れていた場所もありました。


友人の一人は、
事件当日もそのビルを訪れていて
軍隊と警察に閉じ込められたまま過ごし、
事情聴取のために警察にも連行されました。


無事に家に帰ることができたのですが
もし爆破に巻き込まれていたら
そう思うとぞっとします。


昨日まであった風景は
今日、当たり前に存在するのではなく
次の帰国を楽しみにしているね!と別れた友人も
また当たり前に再会できるわけではないのです。


一瞬一瞬が美しく愛おしい。
そして人間はその気持ちも、
すぐに忘れてもしまいます。


だから忘れないように
感謝して生きようねとか
そういうことでもなく、
というかそれも含めて


この人生をどう生きていくのか。
この人生をどう生きていきたいのか。


自分自身を常に高いところから俯瞰して、
自問し続け創作し続けたい、そう思います。



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