人の印象が変わる瞬間 | 「窓辺の風景」 ・・・喜・想・哀・楽  

「窓辺の風景」 ・・・喜・想・哀・楽  

かけがえのない大切な時の流れ・・・
心の窓を開いて望む一瞬の風景を、優しい言の葉で綴ります。


久しぶりのいいお天気 晴れ  陽射しもキラキラ輝いていますが、ひなたぼっこするにはちと寒いかな^^;

お布団干したかったなあ~~。でも今からじゃ、遅いよね(午後2時) 次のオフが晴天になりますように!


先日、所属する事務所のミーティングが開かれました。登録されたスタッフは、携帯メールで連絡の

やり取りを行い、依頼された会館に直行直帰ですから、その時々に応じて一緒に仕事をするメンバーも

違います。頻繁に顔を合わせる人もいれば、何ヶ月も会わないままだったりもします。定期的な集まりが

必要と感じてはいても、こればかりは予想のつかない仕事だけに、ままなりません。

今回は、追加変更となる業務内容の説明と情報交換も兼ねて、20数名が出席していました。ふだんは

黒いスーツに髪の長い人は後ろでシニヨン(オダンゴ風?!)にまとめたスタイルですが、私服で

髪もおろしてスッピン?!だと、誰かわからないわよ~~(笑) ・・・あ、ワタシは仕事帰りでしたから

いつもの格好でしたのよ (´0ノ`*)

ひととおりの説明が終わり質疑応答となると、まあ女性の集まりなら仕方ないとはいえ、ピーチクパーチク

賑やかなこと!!一気に雑談化して収拾がつかないわいな。そのうち、仕事を超えた世間話へと

コロコロ中味が変わっていくのも止められない現実(笑) いつしか、司会者・献茶スタッフ・配膳スタッフと

うまく分かれて、それぞれの近況報告が行われてはおりましたけど・・・。

そしてその数日後、いつものように仕事が終わり、仲の良い配膳スタッフのKさんとファミレスでランチ ナイフとフォーク

おっと、これは毎日のことではありませんよ。たま~~の楽しみです、はい♪

食事をしながら話すことといえば、それはもうほとんどがその日の状況と反省に尽きるわけです。

ご遺族のために、ご導師のために、さらには社員の皆々様のために(笑)、こちらが良かれと思って

行うことも、時には裏目に出ることもあれば、逆鱗に触れることもないとは限りません。また、ほんの

ささいなことでも、「ありがとう!」と言ってくださる場面があれば、どんなに嬉しいことか・・・。

そんな日々の出来事を語り合う、おばちゃんトーク炸裂のひとときです 音譜

たまたまそのミーティングが行われた直後だったせいもあり、この日の話題はその集まりの際の状況から

始まったのでした。Kさんは私よりも6つ年上のアラ還世代ながら、とても若々しく明るい好印象の女性です。

ご葬儀当日の朝、慌しい時間の中で控室のお世話に走り回る彼女は、手際よくコトを進め、社員さんからも

信頼の高い人財のお一人です。新人スタッフの研修や指導にも快く応じて、臨機応変に動くことの大切さを

教えてくれています。そんなKさんですから、他のスタッフから悩みや相談を受けることも多いようです。

どんな職場にも必ず、怖いと言われる「お局さまタイプ」の女性っていますよね。私だろって?コラコラ・・ あせる

Kさん同様、仕事をテキパキとこなすYさんも非常に信頼されたスタッフの一人です。ところが彼女は

他のスタッフに対する批判が、ちょっとキツイところがあるんですねえ。まだ慣れてないスタッフに

100%を望むのは無理というところでも、その指摘が鋭く、それでなくても緊張を強いられる場所で

さらに同僚的立場の人にまで、気を使うとなると、もう地獄・・・あ、言いすぎ?! ( ´艸`)

「Yさんが怖くて・・・」と、別のスタッフから打ち明けられたKさんは、ミーティングが終わったあと

隣に座っていたYさんに、さりげなく彼女の話をしてみることに・・・。「〇〇さんも、ずいぶん慣れてきて

頑張っているよね?Yさんにもいろいろ教えてもらって嬉しかったって言ってましたよ。」 すると・・・

「え?あ~あ、あの〇〇が・・・?」 それまで、Yさんに対しては悪い印象を持ったことのないKさんでしたが

返ってきたその一言で、今まで感じていたイメージが崩れ落ちたように思えたそうです。

「これまでは、彼女のちょっとした口の悪さもさほど気にはしなかったんだけど、なぜかその時はものすごく

ガッカリさせられたのよね。こんな人だったのかな~って思っちゃって。私には他の人のことばかり言われる

けれど、じゃあ私のことも、他ではどんな風に言われているのか、ちょっと心配になってきたのよね。」

人の批判話についつい乗っかって、一緒に言っちゃうと、とんでもない枝葉がくっついて伝わることも

ないわけではありませんしね。噂話の小さなかけらが、いつの間にか巨大な風船のようになったりして!

私たちの所属する事務所では、スタッフ間に上下関係はありませんし、まして日頃接する葬儀社の

社員さんのほとんどは年下ですが、名前を呼び捨てにしたりすることは、決してありません。笑い話や

冗談を交わす中で、ついタメ口をきくことはあっても、友達や家族のような接し方とは明らかに違います。

人が持つ印象が変わってしまう瞬間って、たった一言であったり、何気ない態度や視線が大きく影響する

こともあり得るんだと、あらためて感じたのでした。むかしは、第一印象が「きつい」だの「冷たそう」だの

ろくなことはなかったままごんさん、最近はココロも身体もずいぶんと丸くなったつもりですが、如何?(笑)