月めくりのカレンダーが、とうとう残り1枚になってしまいました。月日の過ぎるのが速いこと速いこと!
12月の声を聞いたとたんに、街の色が変わるような気さえしてきますね。昨日までは、ちょっと早い?と
感じていたイルミネーションでも、今日からはもうすっかり馴染んで見えちゃいます^^;
寒くなるにつれて、体調の急変などもあり、また事故の多発も原因の一つでしょうか、やはりこれからの
季節は、業界的にも忙しくなるかと思われます。覚悟して臨む12月ですが、今日は・・・・オフ(^・^)
朝からブログスキンをいじったりして過ごし、午後からは「映画の日」ですから、当然シネマへGO
三谷幸喜監督の最新作 「ステキな金縛り」
を観てきました~~。
主演はもちろん、共演者それもチョロッと出演程度に至るまで、まあ豪華な面々ですこと 落ち武者役の
西田敏行さんはともかく、深津絵里さんや武内結子さん、中井貴一さんまでもが喜劇俳優か?と思えるほど
笑いのツボが満載でした。それでも時おりフッと切ない表情が見られたりすると、キュンとなりますしね。
公開前の宣伝インタビューの際などに、三谷監督が「深津さんの女優としての新たな面を引っ張り出せた」と
豪語しておられた記憶がありますが、彼女は「悪人」の時のような淋しげな女性より、今回のような明るくて
元気で、でもちょっと自信なさげな雰囲気の方がお似合いの女優さんだと、私は思いました。昨年でしたか
海外の映画祭の授賞式に、見間違うような化粧で登場した時には、別人かと驚いたくらいでしたもん。
エンドロールで流れる曲も、深津+西田+共演陣でステキな歌声が楽しめましたしね。それに劇中は
西田さんの、脚本を無視したアドリブが多かったとも聞きましたが、全編通してまったく違和感のない(笑)
小気味良いテンポで展開する、とても面白い映画でしたよ。ぜひ、皆さんもお出かけくださいな(^^)v
年末に向かい、気ぜわしくなるせいか事故も増えてきます。昨年末は、私自身もバイクとの接触事故で
命の縮まる思いをしましたが、ほとんど毎日のように車を運転する身として、その後は安全運転を心がけて
1年を過ごしてきたつもりです。それでもやっぱり、ついつい気の緩みと言うのも無きにしも非ず
数日前の午後のこと、いつも通る近所の路上で、左折の際に50ccのバイクと、ほんのわずかですが
接触してしまいました。左折し終えたくらいのところで、車の左後部がガシャッと擦れたような音がしました。
すぐに道路脇に駐車し、角に停車したままのバイクに近づきました。「大丈夫でしたか?」と声をかけると
60~70代くらいの男性が、少し顔を歪めて痛そうな表情で「危なかろうが!」と一言。接触したと
思われるバイク前輪のカバーは、もともと壊れておりガムテープで固定してあり、今の傷がどこなのかも
わからない程度でした。そして「〇〇病院に行くところやけん。」と、そのまま走り去ってしまわれたのです。
幸い、転倒したり怪我をしたりということはなかったのですが、でもこのままでいいの? 私は家にもどり
その男性が口にされた病院を調べ、場所を確認してとりあえずそこに向かいました。名前も聞かないまま
でしたから、カバーの壊れかけたバイクと、その病院の通院患者さんということしか、手がかりはありません。
病院もそれほど遠くはないところでしたので、とにかく行ってみることに・・・。到着してちょうど駐車場に車を
滑り込ませたと同時に、駐輪場で治療か投薬を終えて出てきた、先ほどの男性を見かけたのでした。
「さっきはすみませんでした。」と近づくと、男性は苦笑いしながら「別に、ケガもしとらんから気にせんで
よかよ。オレも周囲を見らずに出ようとしたけん、あんたの車に当ててしもうたとよ。」と、ずいぶんと
落ち着いて穏やかな表情で答えてくださいました。「もしかしたら、あのご近所にお住まいではないですか?
同じ町内かもしれませんし、お名前だけでも聞かせてください。」と、私は食い下がり(笑)、やはり同じ
自治会の、別の組に住んでいらっしゃるSさんというところまで教えていただきました。
この日は夕方まで用事があったために、帰宅が遅くなり、あらためてのお詫びには伺えませんでした。
いくらケガがなかったとはいえ、やっぱり車とバイクでは感じる衝撃の度合いも違いますからね。その日は
どうもなくても、翌日になにか異常が出てくることだってないとは限りません。翌朝、気になって気になって^^;
自治会名簿で調べると、該当するお名前のお宅が一件見つかりました。仕事を終えて、小さな御菓子箱と共に
Sさんのお宅を訪問しました。ピンポン・・・・ピンポン・・・・お留守のようです。もしかして急に具合が悪くなって
緊急入院とか?・・・こういう時って、良からぬ想像ってどれだけでも膨らむモンですよね(汗)
夕刻、ふたたびお訪ねすると、車庫にあの見覚えのあるバイクが停まっていました。再度ピンポン・・・
「はい。」「すみません。昨日ご迷惑をおかけしました〇〇と申します。」「あ~、もういいって言うたやんね。」
玄関から出ていらしたお顔は、さらに優しい表情で、「ああ、お元気そうで良かったです。」と、つい私も
笑いかけてしまいました。「別に、どうもないから大丈夫ですよ。私も悪かったんだから・・・。」 とにかく
せめてものお見舞いにと持参したお菓子を、押し付けるようにお渡し(笑)、お互いに笑顔で言葉を交わし
帰宅することができました。これでようやく、前日からの肩の荷が降りた感じ?!
師走の風に包まれて、歩行者も自転車もバイクも車も、ついつい自分本位な行動にもなりがちです。
今回の一件も、「気をつけんと、エライ目に遭うぞ!」と、そして今後の運転にももっと慎重になるように
仏様から私への警告のようなできごとに思えてなりません。
皆さん、安全運転で被害者にも加害者にもならないために、注意を怠らないように致しましょう