秋の三連休、いかがお過ごしでしたか? 運動会や体育祭が行われた学校も多かったようですし
行楽地も賑わったことでしょう。ワタシは・・・おかげさまでめいっぱい仕事でした(^^;)
訃報を聞いて遠方から駆けつけられるご親族も多く、交通機関の手配に大変だったと言う声も・・・。
ダンナが急に思い立って、連休を利用して四国の実家へ帰っていましたが、迎えに行った博多駅も
人で溢れ、JR博多シティをぶらつく予定もさっさと切り上げて、帰宅を優先(笑) お疲れさんどす。
実はこの連休中、我が家にとってはちょっと悲しい出来事がありました。
もうすぐ満1歳3ヵ月になる孫ののんちゃんが、お姉ちゃんになるかも知れなかったのですが・・・
妊娠がわかってわずか3週間で、残念ながら流産してしまったようです。
先月下旬、長男から電話があり、二人目の子どもが出来たかもしれないとのこと。ところが、「尿検査で
妊娠反応は出ているけど、エコーではまだ確認できんらしい。」さらには、子宮外妊娠の可能性もあると
脅されたようですが、とりあえず2週間後の再検診まで、様子をみるということでした。くれぐれも安静にと
言われても、家事や子育てをしながらでは、なかなか難しいですよね。無理はしないで、但しいつでも
入院できる準備だけはしておくようにと嫁に伝え、連絡を待っていました。今月に入り、受診したところ
子宮外妊娠などの危険性はなく、正常な妊娠は確認できたようですが、その後も微量な出血が続いて
いたらしく、8日土曜日の夕方、長男から「ダメだった・・・」との連絡が入ってしまいました。
ちょうどその時、私はPCを開いていつものように、あちこちのブログを訪問しているところでした。偶然にも
ペタ欄で見つけた初めてのブロガーさんの記事を読んでいたわけですが、そこにはなんと水子の霊に
関する記事が書き連ねてあり、電話口で重苦しい言葉を発する長男に、そこにあったメッセージを
読んで聞かせるかのように伝えていました。「わずか数日間であったとしても、新しい命が芽生えて
いたことを忘れないこと。それがたった一つだけ、その子にしてあげられることだから・・・。」
自分自身にも言い聞かせていました。
作家「太宰治」が、自ら命を絶ち、亡骸が発見されたという6月19日は「桜桃忌」と呼ばれていますが
秋桜の花が風に揺れる季節に、我が家の家族として宿った小さな命は、ほんのわずかな期間では
あっても、大切な家族の一人に変わりなく、その存在を心のかたすみに刻みたいと思います。