新型うつについてえらく否定的なことを言う人がいるけれど、実際に経験してないのによく言えたもんだなとつくづく思う。
大体が鬱病などの精神疾病の原因も治療方法も明確には何も解明されていないのだから、新しい症状が出てきたとしても何ら不思議はない。
それなのにとってつけたような陰謀論を振り回して遊んでいるように思える。
そういった社会の論調がますます弱者を弱者たるものに仕立て上げているように思える。
社会ががんじがらめにしといて、新しい病気なんですといったら嘘だと言って信じない。
いったいどうしたらこんな世の中になるのだろうか。
NHKの番組で居酒屋甲子園という大会のドキュメントをやっていて、その決勝で各居酒屋の従業員たちが、てめえの店のブラックさを棚に上げて夢だの情熱だのくしゃくしゃの顔で叫んでいた姿を見て、僕は本当に悔しい気持ちでいっぱいだった。
純粋な労働者は必死で働いて、お金を稼ぐのに、本来が神聖なものであるはずの「夢」や「情熱」なんて言葉を振りかざして企業の経営者たちは彼等を洗脳し、奴隷のように扱う。
金さえ稼げばいい、自分さえよければいい、という汚い大人の代名詞を謳うブラック企業の上層部の人たちみたいなのがいるかぎり、労働者の生活も、社会的弱者も、そして洗脳されてNHKの番組内でクソみたいな演説をさせられていた従業員たちも虐げられる一方だと思ったからだ。
なんていうか、個人が意見を得たとしても動じないぐらい巨大で根深くなっている問題のように感じてしまう。
世界を変えるにはきれい事が必要だと僕の好きな作家は言っていたけど、その意味も今はまだ分からないな。
というわけで新ブログのお知らせです!
「MY STORY」
新しい記事で「鬱病の誤診をテーマに」書いています。
ぜひ、よろしくお願いします。