新旧いろいろです  

 


もう10月も終わりですよ。
個人的には、一年間追われているうちにあっという間に時間が過ぎ去っていた気がします。
そんなことにはおかまいなく、ドラマがたくさんやってきました。


「七日の王妃」


10月31日(月)から BS松竹東急 月~金曜 12:00~13:00
(再放送)11月1日(火)から 月~金曜 5:30~6:30

 


(KBS番組サイトより)


2017年、KBS水木ドラマ、全20話。
松竹東急での放送話数は不明です。


王の側近シン・スグンの娘、チェギョンは親に内緒でひとり都に上り、偶然ヨクという少年と出会う。
ヨクは身分を隠して街に出ていた王子で、兄の燕山君(ヨンサングン)に代わり王になることを望まれていた。
一方の燕山君もチェギョンと出会い、次第に彼女に惹かれていく。
その頃国は干ばつに見舞われており、王室の婚姻が日照りの解消につながると聞いた王は、弟のヨクを結婚させようとする。
やがてチェギョンとヨクは結婚の約束を交わすが、ヨクは罠にはめられ行方不明に。
チェギョンはそれでもヨクを想いつづけるのだが。。。


悲劇の王妃、チェギョンにはパク・ミニョン氏。
暴君と呼ばれた燕山君にはイ・ドンゴン氏。
後に晋城大君(シンソンテグン)となるヨクにはヨン・ウジン氏。
ヨクの親友で右腕となるソノにはチャンソン氏(2PM)。


たった7日間で廃位にされた端敬(タンギョン)王后の実話をモチーフにした切ない愛の物語。
史実では、第11代の中宗(チュンジョン)の王妃になった端敬(タンギョン)王后ですが、燕山君の縁戚であったことから、中宗の反対にもかかわらず王妃の身分を剥奪されてしまいました。
その後も権力者の反対により復位は実現せず、王妃として復位したのは亡くなってから180年後(「イ・サン」の英祖のころ)だったようです。
中宗の彼女への想いがこのドラマのストーリーにも反映されているのでしょうね。
それにしても、当時の韓国の貴族は、けっこう理不尽なことで身分を剥奪されていたんですね。



「ヒーラー~最高の恋人~」


10月31日(月)から BS松竹東急 月~金曜 16:30~17:30
(再放送)11月1日(火)から 火~土曜 1:00~2:00

 


(KBS番組サイトより)


2014年、KBS月火ドラマ、全20話。
松竹東急での放送話数はやはり不明です。


ジョンフは、殺人以外どんな依頼でもこなす闇の便利屋「ヒーラー」として知られていた。
ある日、ジョンフは記者ムンホからある女性を探してほしいと依頼を受ける。
その女性ヨンシンをたやすく見つけ出したジョンフだが、さらに「ヨンシンの夢を調べる」という新たな依頼がムンホから届く。
奇妙な依頼を不審に思いながらも、ジョンフは新人記者ボンスとしてヨンシンの職場に潜入する。。。


便利屋ジョンフにはチ・チャンウク氏。
新聞記者のヨンシンにはパク・ミニョン氏。
テレビ局記者のムンホにはユ・ジテ氏。


ある事件をきっかけに、ジョンフとヨンシンは狙われるようになり二人の距離は接近。
さらに彼女の危機に現れる正体不明の男ヒーラーに惹かれていき。。。
松竹東急はパク・ミニョン氏出演作が続きます。
すこし年代は前になりますが歴史ものと現代もの、秋のパク・ミニョン祭りをお楽しみください。
ちなみにですがミニョン氏は今も活躍中、最新作はtvNの「月水金火木土」です。



「江南<カンナム>スキャンダル」


11月2日(水)から BSイレブン 月~金曜 13:59~15:00

 

(SBS番組サイトより)


2018年、SBS朝の連続ドラマ、全123話。
BSイレブンでは再編集、全79話での放送です。


LXグループでスタイリストとして働くソユは、母親の手術費用の工面に頭を悩ませていた。
ある日空港で撮影用のスーツケースを取り違えてしまったソユは、入れ替わったスーツケースの持ち主の後を追って済州島へ向かう。
しかしスーツケースの持ち主はLXグループの御曹司ソジュンだった。
母親の手術費用を得るため、初恋の人セヒョンをあきらめお金のためにソジュンに近づこうとする。
はじめはぶつかりあっていたが、やがてソユはソジュンに惹かれていく。


スタイリストのソユにはシン・ゴウン氏。
セヒョンにはソ・ドヨン氏。
ソジュンにはイム・ユンホ氏。
ソユの妹ソダムにはヘイン氏(LABOUM)。


財閥の御曹司とくれば、こわいお母さんが登場するのは韓国ドラマあるある。
(「どこの馬の骨」発言、平手打ち、喫茶店で水かけ、手切れ金手渡し、、、などなど)
ソユがセヒョンをあきらめるのは、セヒョン母ベッキ(パン・ウニ氏)の影響があるようです。
長編の朝ドラですから登場人物も多数、親世代の俳優さんたちの熱演、怪演も楽しんで見て下さい。
シン・ゴウン氏は今BSフジで放送中の「悪い愛」にもご出演ですが、このドラマで共演したユン・ジョンファ氏と2021年5月にご結婚されてます。
前に紹介した時に書いておけばよかったですね、ミアネヨ~。



「冬すぎて桜」


11月3日(木)から 地上波テレビ東京 木曜 2:35~3:05
(関東ローカルです)

 

(ノムウィキ サイトより)


2022年、ウェブドラマ、全8話。


不慮の事故で親を亡くしたヘボムは、母の親友に引き取られる。
そこは幼なじみテソンの家だったが、テソンは居候になったヘボムに対し冷たい態度を取るのだった。
テソンに嫌われていると思いこんだヘボムは、テソンを避けながら過ごすことに。
いつしか時は流れ、高校3年生になった二人は初めて同じクラスになる。
ある日ヘボムが学校でいじめられている姿を目撃したテソンは、それ以来へボムを気にかけるようになる。


ヘボムにはオク・ジヌク氏。
テソンにはカン・ヒ氏。
テソンの親友ヨンヒにはチャ・ゴン氏。
同じくテソンの親友ジアにはチョヒョン氏。
テソンの母ウンソンにはイ・ヒョンギョン氏。


原作はBamwoo氏によるウェブ漫画。
「君の視線が止まる先に」を手掛けたW-STORYの制作によるBLドラマです。
高校生になって子供の頃のように距離がまた縮まって、想いが次第に近付いていくふたり。
友情と愛をどのように見つけていくのか、美しい桜が花開くのでしょうか。



「華政(ファジョン)」


11月4日(金)から BS日テレ 月~金曜 13:00~14:00

 


(MBC番組サイトより)


2015年、MBC月火ドラマ、全50話。
BS日テレでは再編集、全65話の放送です。


朝鮮王朝第14代の王、宣祖(ソンジョ)の次男、光海君(クァンヘグン)は嫡子でないという理由で正式な世子と認められていなかった。
それでも光海君は、嫡子の永昌大君(ヨンチャンテグン)とその姉、貞明(ジョンミョン)公主を大切にしていた。
そんな中、宣祖が崩御、次期の王様の擁立をめぐって朝廷内の各派閥はざわつきはじめる。
そして光海君は第15代王に即位するが、永昌大君は無念の死を遂げ、その親族は幽閉される。
貞明公主は宮殿から抜け出して倭国へ渡り、男装してファイという名で硫黄鉱山で過酷な日々を過ごしていた。。。


光海君には時代劇初挑戦のチャ・スンウォン氏。
貞明公主にはイ・ヨニ氏。
綾陽君(ヌンヤングン)にはキム・ジェウォン氏。
のちに第16代王、仁祖(インジョ)になります。
公主のお婿さん候補、ジュウォンにはソ・ガンジュン氏。
同じくお婿さん候補、イヌにはハン・ジュワン氏。


光海君の登場する時代は、さまざまな歴史ドラマで取り上げられていますが、本作は嫡流の王女でありながら過酷な運命をたどった貞明公主を通して描かれた意欲作です。
架空の設定ではありますが、貞明公主は倭国で火薬製作技術を習得するらしく、長崎・江戸が登場するようです。
韓国ドラマではきわめて珍しく、京都・太秦映画村でのロケも行われたとか。
宣祖役のパク・ヨンギュ氏、光海君の兄・臨海君(イムヘグン)役のチョ・ジョンファン氏をはじめ、キム・チャンワン氏、チョ・ミンギ氏、チョン・ウンイン氏、イ・ソンミン氏など朝廷を支える重鎮たちもドラマを引き締めます。
さすがMBCの歴史ドラマです。
今はコロナの影響、そして予算面からも、このような大作の制作はむずかしいようですね。


今回は比較的古いドラマも紹介しましたが、「ヒーラー」「華政」は2016年5月、なんと6年前にも同じ日に紹介してました。

 

 

どちらもテレビではほぼ初放送だったのかな。
ユチョン氏の名前とか見ると、なつかしいですねぇ。
われながらよく続いている、と思います。


今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。