こんにちは!
『Dキャリアプロジェクト』のDに込めた、
4つの意味をご紹介しています。
今日は Dream (夢)について書きたいと思います。
将来、何になりたい?
大人はよく子どもに、「将来何になりたい?」とたずねます。
小さい時はどんな夢をこたえても、目を細めて聴いてくれるのに
なぜ、大きくなって夢を語ると、苦笑したり、無理だよって言ったりするんでしょう?
特に、障がいがある人が夢を語ると、どうして
「ああ、わかってないなぁ」という目で見られちゃうんでしょうか。
障がいがあっても、夢見てもいいよね。
叶わない夢は見ない方がいいという人もいますが、
私は、夢は持ち続けることで叶うと信じています。
というよりも、実感しています
夢は行動のエンジン!
とある企業に見学に行った時、障がいのある社員さんが
「僕の夢は電車の運転手になることです!」とおっしゃいました。
障がい者雇用担当の方はそれを聞いて
「彼はお休みの度に、大好きな電車に乗って全国各地を旅しています。彼は夢があるから、毎日の仕事を頑張れるんです。
夢をもつことはとても大事です」とおっしゃいました。
他人の夢を否定するようなことを言う人を、「ドリームキラー」と呼ぶそうです。
障がいのある人のそばにいる人が、「ドリームキラー」にならず
一人一人の夢に向かって、一緒に伴走できるような人や、夢を実現できる場が増えたらいいなぁと思っています。
「ガソリンスタンドで働いてみたい」
以前、私が知的障がい者の作業所で働いている時のこと。
知的障害のある20代の男性がいました。
「オレ、クッキー作りじゃなくてガソリンスタンドで働きたい」
養護学校の高等部を卒業してすぐに作業所に来た彼。
車が大好き。
双子のお兄さんがいる彼は、若い男性が大好き。
なのに、仕事はクッキー作りがメイン
彼の苦手な手先を使う仕事が多かったのです。
そして、作業所の職員はおばさんばかり(笑)
だから、「ガソリンスタンドで働きたい」という夢は、
とっても彼らしいと思いました。
でも、当時の職場には彼の実習をアレンジする余裕は全くなかったし、
今の生活介護や就労Bに当たるその施設では、彼の就労支援をすることは難しかったのです。
その後彼は、ぽつりと「ガソリンスタンドはあきらめて、クッキー職人になる」と言っていました。
私はその言葉を、切ない思いで聞いていました。
あの時の、なんとも悔しい気持ちもこのプロジェクトを思いつく一つのピースとなりました。
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