アザラシ(ゴマちゃん、しろたん)大好き、ゴマちゃんパパです。


 最近、DVD📀のデータ整理のため、一昨年の大河ドラマ📺「鎌倉殿の13人」を見ています。北条時政(坂東彌十郎さん)の後妻りく(一般に牧の方と言われます。)は、かなりの悪女グラサンですが、演じる宮沢りえさんは、やはり美しいですねラブ

 そして、今夜の大河ドラマ📺「光る君へ」では、ついに道長(柄本佑さん)が公卿の頂点に立ちました
 まず、先週亡くなった関白・道隆(井浦新さん)の後継が誰か、公卿たちも気をもみますが、一条天皇(塩野瑛久さん)は、右大臣の道兼(玉置玲央さん)を関白に任じます。自分が関白になると思っていた道隆の長男で内大臣・伊周(三浦翔平さん)は怒りますムキーが、妹の中宮定子(高畑充希さん)は、兄の人望のなさを指摘します。
 ただ、内大臣より右大臣が上だからという理由では、後に伊周と大納言・道長の争いで、伊周が有利になりますよねえー
 しかし、実資(ロバート秋山竜次さん)の話を天皇が立ち聞きして、その意見を受け入れるというのは、前にもありましたが、さすがにあり得ないでしょうガーン 現代でも、喫煙所とかにエラい人が来て、部下たちの話を聞いてしまうというのはありますが、さすがに、御所で天皇に聞こえるところで、あんな話はしないでしょう
 さて、女院として力を振るう詮子(あきこ、一般的には「せんし」。吉田羊さん)は、すごい迫力ですね これはドラマ📺ですが、詮子が天皇に「伊周より道長を」と強く推したのは史実のようで、実際にあんな感じだったのでしょうニヤリ 

 道長は、前に、倫子(黒木華さん)と、娘には苦労をさせたくないと話していましたが、娘・彰子(あきこ、一般的には「しょうし」。いずれ三上愛さんが演じます。)は、いずれ上東門院として、80歳の長寿を誇り、詮子以上に力を振るうことになります。
 
 さて、道長は右大臣に上り、内大臣の伊周を超えましたが、内覧のままで、関白にはなっていません。ドラマ📺では、「天皇が伊周に気を遣った」との見方も出ていましたし、「英明な一条天皇は、道長を関白とせず、親政に近い政治を行った」との見方もありますが、ドラマ📺関白になると思うように動けないからというのが事実に近いでしょう。これはトリビアですが、道長は「御堂関白」などと言われているけど、生涯で一度も関白にはなっていません。摂政には短期間なりましたが、ほとんどは内覧・左大臣として権力を保ちました。前にも触れたとおり、関白になってしまうと陣定(公卿会議)には出られないので、あえて内覧のまま左大臣に留まったわけで、その意味でも、摂関の兼家(段田安則さん)や道隆が陣定に出るのは、おかしいのですプンプン

 

 では、引き続き、昨年4月29日にインターメディアテクで見た極楽鳥展の紹介です。

 続きます