以前はゲストサービス、
つまりフロントに勤めていました。
その時の話しです。
途中明細書を出して欲しいというお客様のリクエストにお応えして
お渡ししてから、約15分くらい経ったでしょうか、
またフロントに戻っていらっしゃいました。
しかも、すごい剣幕で
大声で怒鳴ってきたので周りにいた他のゲストも注目する中。
お客様は外国人なので会話は英語ですが、内容はこうです。
「この明細書は間違ってるじゃないか!! 今すぐ訂正してくれ。
大体男ひとりで来てるのに、口紅なんて買うわけがないだろ!!」
「お客様、すぐに確認いたしますので、お待ちください。」
明細書には確かに
“リップスティック”と載っている。
そう、この“リップスティック”とは、ショーの名前のことである。
「あの、お客様… 有料のショーはご覧になられましたか」
「は? 有料のショーだと?」
「はい、有料のショーです。」
「ショーは無料じゃないのか?」
「毎日のショーは無料ですが、クルーズ中1回有料ショーがございます。そのショーをご覧になったのではないでしょうか」
それでもピンとこないお客様に向かい最後通告。
「この“リップスティック”とは
トップレスショーのことでございます。」
お客様は何も言わず顔を赤くして去って行かれました。
クルーズは人それぞれの楽しみ方があります。
このお客様もきっと
トップレスショーご堪能していただけたのだと思います
つまりフロントに勤めていました。
その時の話しです。
途中明細書を出して欲しいというお客様のリクエストにお応えして
お渡ししてから、約15分くらい経ったでしょうか、
またフロントに戻っていらっしゃいました。
しかも、すごい剣幕で
大声で怒鳴ってきたので周りにいた他のゲストも注目する中。
お客様は外国人なので会話は英語ですが、内容はこうです。
「この明細書は間違ってるじゃないか!! 今すぐ訂正してくれ。
大体男ひとりで来てるのに、口紅なんて買うわけがないだろ!!」
「お客様、すぐに確認いたしますので、お待ちください。」
明細書には確かに
“リップスティック”と載っている。
そう、この“リップスティック”とは、ショーの名前のことである。
「あの、お客様… 有料のショーはご覧になられましたか」
「は? 有料のショーだと?」
「はい、有料のショーです。」
「ショーは無料じゃないのか?」
「毎日のショーは無料ですが、クルーズ中1回有料ショーがございます。そのショーをご覧になったのではないでしょうか」
それでもピンとこないお客様に向かい最後通告。
「この“リップスティック”とは
トップレスショーのことでございます。」
お客様は何も言わず顔を赤くして去って行かれました。
クルーズは人それぞれの楽しみ方があります。
このお客様もきっと
トップレスショーご堪能していただけたのだと思います