ハワイから帰ってきました＾＾
日本も全然あったかくて、なんだか拍子抜け 笑
もっと、寒いと思っていました。
さてさて、今回、プールサイドや飛行機で読むために持っていった本がこちら。
すごく、読みやすくておもしろかったー！！
私、こういう歴史とか知識を自分に入れるのすごい好き。
というか、池上さん大好き。
その中で
「すぐ役立つことは、すぐ役に立たなくなる」
という言葉がありました。
ハーバードやマサチューセッツ工科大学では、
学部で４年間「リベラルアーツ教育」という幅広い教育を受けた後で、医者になりたいのならメディカルスクールという大学院へ、弁護士や裁判官になりたかったらロースクールへ・・・というプログラムになっているそうです。
その理由について、マサチューセッツ大の先生の言葉が印象的でした。
「この大学は、科学技術の最先端の研究をしている。
当然、学生にも最先端のことを教えるが、最先端の科学をいくら教えても、世の中に出ていくと、世の中の進歩は速いものだから、だいたい４年で陳腐化してしまう。
そうすると、また勉強しなければいけない。そんな４年で古くなってしまうようなものを大学で教えてもしょうがない。そうではなく、社会に出て新しいものが出てきても、それを吸収し、あるいは自ら新しいものを作り出していく、そういうスキルを大学で教えるべきでしょう」
他の大学でも、
すぐに役に立ちすぎることは大学では教えない。
すぐに役に立つことは、その後ビジネススクールなどの専門学校で学ぶというのです。
これを読んで、ワークライフスタイリスト養成講座も、
それと似ているなと思いました。
もちろん、ハーバード大などの考え方を聞いて似ているとか、ものすごくおこがましいですが、
いますぐ役立つハウツーではなく、
考え方の根本だったり、自分自身を知ることだったり、
そういう、これからの人生でじわじわと役立つことをたっぷり学んでいただきたい、「やっぱり『私』でよかった！！」と心の底から思っていただきたいと、私自身、渾身の思いでつくった講座です。
そのことに、
「もっと実践的で、いますぐ変化が現れるようなものの方がいいのかな」
と、悩んだこともありましたが、
それだと、単なる小手先のテクニックになりかねない。
集客の仕方などなら、それもいいのですが、
ワークライフスタイリスト養成講座で伝えたいのは「それぞれの新しい働き方・生き方をつくる、そして広げる」ことだから、
本質的なことを伝えるこのカリキュラムでやっぱりいいのだと、この本を読みがなら、なんだかホロリとしました。
ワークライフスタイリスト養成講座と
マイスタイル起業塾の違いをよく聞いていただきますが、
マイスタイル起業塾は、
どちらかというと、すぐに役立つ実践的な起業のハウツーをお伝えしています。
「いますぐ役立つ」
「これからの人生に役立つ」
どちらも、大事。
池上さんもこの本の中で、
「現代の教養とは具体的に何を学べばいいでしょうか。すぐには役に立たなくても、社会に出て、やがて有効に働くようになる。そういう生きる力になるものとは、『自分がどういう存在なのか』を見つめていくことなのではないでしょうか。『自分を知る』ことこそが、現代の教養だろうと私は思います」
と、書いていらっしゃいました。
自分を知り、考える力をつける。
自分で自分を幸せにする力をつける。
そして、自分で未来を切り開いていこう。
ワークライフスタイリストの基本の考え方。
答えは「私」の中に、選択肢は私の「枠」の外に
を元に、たくさんの仲間と新しい働き方・生き方を一緒に世界に伝えていけたら嬉しいです。
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