【スペイン流ワインの飲み方( *´艸`)】 | スペイン移住ライフ 海外で生きてく

スペイン移住ライフ 海外で生きてく

日本では通訳案内士として、繁忙期のみバリバリ働き、閑散期は移住先のスペイン、・バルセロナで気ままな街歩きガイドをしながら、各国を着物で旅しながら旅ブログを書く、日本と海外の  デュアルライフを実現するための、きものハッピーなライフスタイルブログです



Hola!
きものを着て
外国人観光客をガイドする、
きものハッピー通訳案内士、
のりです。

 
 
週末、Strawberry tours in Barcelona 
という会社の
 Free Barcelona Tapas Tour
(フリーバルセロナタパスツアー)に
参加してきました。
ツアーは夜7時30分から始まり、
ガイドさんに4つのバルに連れていってもらいます。

 
 
そして、 
一番印象に残ったのが、
porron。ポリョン。
 
 


 
Porronは
お店の名前ではありません(笑)
ワインを入れる、写真にある
ヘンテコリンな形の
デカンタの名前です。

 
 
 
スペインの人たちは、
このヘンテコリンなデカンタに
ワインを入れて
シェアしてワインを楽しみます。 
 
 
 
 
なんで、このような容器に入れて
飲むのかというと、
味がフルーティーになるから、
とガイドさん。
 
 

そして、絶対的に盛り上がるから
だと思います。
ノリノリな国民性に
この飲み方がぴったりだったのかも!?
(といっても、他のバルで見たことないですが(>▽<))

 
 
 
最後に
私がトライしている動画をアップしてますが、(恥)
本当はこんなに
porronと口を近づけるものではありません!!
シェアして飲むものなので、
20センチくらい離して飲みましょう。
本人は、離して飲んでるつもりでした。。。

 
 
他の参加者さんもトライしてましたが、
顔中、ワインだらけになったり
洋服にじゃー、っとかかってしまったり、
porronがあるだけで大盛り上がりでした(^^)
porronに挑戦する時は、
必ずティッシュを持参しましょうね♪ 

 
 
 

porronの歴史としては、
14~15世紀には使われていたようで、
もともとホーン(牛の角)という
デカンタがあって、
porronは
ボトルつきのホーンとか
ホーンつきのボトル
とも表現されていたようです。
 
 

これが、ホーン。


世の中には様々な形のデカンタがあるんですね~。
porronはデカンタですが、その後
グラスに注ぐくことはなく、
そのままいきます。


 

 
 
しかし、多くの場合、
ボトル→デカンタ→グラスですね。 

 

 
すぐグラスに入れないで、
わざわざデカンタに入れる理由は
いくつかありますが、
その一つは、
「ワインの通気をよくするため」
だそうで、
蓋がしまって、
苦しくなったワインさんに
酸素に触れてもらって、香りと味を開いてもらうため、
なのだそう。
 
 
 

 

わざわざデカンタに入れて
手間をかけて丁寧に扱う
リスペクトの姿勢と、
ワインも生きてるんだなぁ、
ということに
心がくすぐられました。

 
 

それでは、
Hasta luego!
【着物で世界に
きものハッピーを届ける
通訳案内士♪のり♪】