「自分軸」という言葉はご存知の方も多いかと思います。

 

「自分軸」とは、

他人の意見に左右されることなく、自分がどうしたいのか、どうありたいのかを基準にして行動すること。と言われています。

 

 

そして、「家庭軸」とは、

家庭の中で何を大切にしてどう子どもを育てていきたいか。家族としてどうありたいか。という感じです。

 

教育方針とちょっと似ていますが、教育だけにとどまらず、子育てや家族の在り方までひっくるめたイメージです。

ちなみに、家庭軸、という言葉があるのかどうかは不明ですあせる

私が勝手に呼んでいて、意味も私なりに思う意味で一般的な意味ではありませんので、ご注意を。笑

 

 

さてこの家庭軸。

これがないとよその子供や家庭をみては、焦ったり優越感を感じたり、余計な感情を呼び起こすことになりえます。

 

例えば習い事が一番わかりやすいかもしれませんね。

子どもにやらせたい代表的な習い事に、英語、水泳、女の子だったらピアノ、などがありますね。

そのほかにもダンス、体操、プログラミング、公文やそろばんなどのお勉強系など、

 

習い事界隈はいずれも

 

「やらせたらよさそうなこと」

 

で溢れています。

 

 

「家庭軸」が定まっていないと、あれもこれもそれもどれもさせてあげたくなるのです。

 


ところが実際はあれもこれも習わせることなんて、時間的にも、体力(親も子も)的にも、経済的にもそのどれかで無理をしないと実現不可能です。

 

周りで英語をやってる人が多いと、英語させたほうがいいのかな・・・。

溺れないように、体力つけるために水泳も通わせたほうがいいのかな・・・。

もう小学校に入るし、遅れないようにお勉強系も何かさせといたほうがいいかな・・・。とかとか。

 

これって正解のない問題に取り組んでいるようなものだと思うのです。

 

我が家はこの「家庭軸」を育むべく、夫とはことあるごとに子供のことについて、子育てについて、教育について我が家はどの考えをスタンダートにするのかを話し合っています。

 

そうやって「家庭軸」を持っていることで、周りがどんな習い事をさせていようとも、それに振り回されたり不安になったりすることもなく、

 

うちはうち、よそはよそ

 

と、でーーーん!と構えていられます。

 

もちろん、よそのご家庭を批判的にみたり否定するものでは全くないですよ。

うちにはうちの、よそにはよその考え方、価値観があるというだけの話なので。

いい悪いでも、優劣でもないのです。

 

何か子どもについての課題が出てきた時は、この家庭軸にパズルのように当てはめて考えて判断するだけなので、迷うこともないし、楽ちんですよ〜〜。

 

よかったら一度、それぞれのご家庭の「家庭軸」について考えてみませんか?