駐停車違反について誤解している人が多いようなので、おさらいしてみましょう。
多分、2006 年の道交法改正よりちょっと前までに免許を取った人は、駐車の取り締まりに対して
「5 分までなら大丈夫だよね」
と信じていた人も多いでしょう。
まず、この 5 分に関して勘違いしている人が多い気がします。
停車とはすぐに車が運転出来る状態、すなわちドライバーが運転席に居る状態をさします。だから、車を離れたら停車ではなくなり、駐車となります(放置駐車)。
これは、2006 年改正以前からです。何故、勘違いが生まれるかと言うと、実際の取り締まりでは、チョークで印を付けてからなんて事をしていたからでしょう。スピードの取り締まりだって、10 キロオーバー程度で捕まえる事は極めて少ないですよね(11 キロオーバーで捕まった人は知っていますが...)
警視庁の
「交通安全」 のページには色々と役立つ情報が出ていますが、
「放置駐車違反に対する責任追及の流れ」
に
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放置車両とは、違法駐車と認められる場合における車両であって、
運転者がその車両を離れて直ちに運転することができない状態にあるものです。車両の停止時間の長短、車両から離れた距離の遠近、エンジンを止めているか否か、ハザードランプをつけているか否かということは関係ありません。==========
と明言されています。
そして、2006 年の改正後は、自転車や徒歩で見回りをしている民間業者(駐車監視員)の人達が、放置駐車車両をデジカメで撮影しシールを貼っていく(確認事務)ようになったのです。
以前のチョークに相当するのがデジカメです。チョークでマークを入れられただけでは駐車違反にならなかったですよね。それと同じで
デジカメで写真を撮られただけでは違反にはなりません。
取締り中の警察官、または駐車監視員がシールを貼ったらアウトです。駐車監視員の場合だと、既に端末に記録が残っているので逃げようがありません。
かくいう私も、ATMでお金を引き出して車に戻ろうとした時に、同タイミングで監視員がやってきて写真を撮られた事があります。私が車のドアを開けた事で作業(端末操作中...)をやめて去っていきましたが、戻るのが数分遅かったらアウトの可能性が高かったでしょう。
以前の、”チョーク” と比較すると、猶予時間は極めてて短いです。ほぼ「瞬殺」と考えて良いでしょう。
さて、
アウトになってしまったら、どうするのが良いか?素直に支払わずに、反則金納付の期限切れになるのを待つのがいいです。
「放置駐車違反に対する責任追及の流れ」に説明がありますが、正直者になると馬鹿を見て加点 + 反則金です。違反として記録が残るのでゴールドではなくなります。
しかし、所有者責任として放置違反金を収める方法を選択すると、
違反ではないので加点されません。ゴールド免許の人もゴールドを維持できます。
「法律の穴だ!」とケチをつけてる人も居ますが、お上の情けと考えた方が良いと思います。これに対して突っ込みすぎて、次の改正で点数取られるようになるのも嫌ですよね。
ところで、「放置駐車」の反則金は、放置駐車以外の駐車違反より反則金が高くなっているの知ってましたか?
「放置車両確認事務の民間委託地域を東京都内全域に拡大」に書かれていますが、普通自動車の駐停車違反が 10,000 円に対して、15,000 ~ 18,000 円になっています。
あと、このページに書いてある重要な事は、4/1 からは都内 23 区のみならず、多摩地区も駐車監視員が活動を行うという事です。
都下の人は「都内じゃないから大丈夫」と油断していると瞬殺されますよ!
「取締り活動ガイドライン」には、各地域で重点的に取り締まりを行う道路についての情報がありますが、幹線道路は常に監視されていると考えて間違いないでしょう。
それに、これは重要箇所を言っているだけで、これ以外を取り締まらないわけではありません。
この手のデータは都合の悪い部分は隠されている事が多いので、そのまま信用するのもどうかとは思いますが、
「新駐車対策法制施行後の効果」を見る限りでは効果が出ていると思います。
実際、都内の幹線道路は、渋滞少なくなったように思いますよ。
最後に、俗に言う「青空駐車」は、この改正とは関係ありません。
夜から朝まで車を道路上に放置すれば、それは駐停車違反の反則金ではなく
車庫法違の罰金
になります。
夜間のコインパーキングは安いですから、面倒くさがらずに積極的に利用しましょう。
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