映画(邦347) 名探偵コナン 天国へのカウントダウン 2001年作品/ 劇場第5作目 | ビート・マンのブログ

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宿敵劇場初登場

黒ずくめの組織は事件に関与しているのか

 

 

原作:青山剛掌

監督:こだま兼嗣

主演:高山みなみ江戸川コナン

出演:山崎和佳奈(毛利蘭)

  :神谷明(毛利小五郎)

  :山口勝平(工藤新一

  :林原めぐみ(灰原哀)

  :永井一郎(如月峰水)

1作目から興行収入右肩上がりで最高の29億円

 

 
 
本作「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」は2024年現在も継続しているアニメの劇場第5作品目。黒ずくめの組織によって小学生まで体が縮んだ工藤新一の活躍を描いている。
 
アニメでは黒ずくめの組織のエピソードが順次描かれているが、劇場版での登場は本作が初になる。
 
コナンは熱狂的なファンが多く、私が記載するほどではないが、何故か観てしまう不思議な作品です。私個人的には黒ずくめの組織とのエピソードがどう進むのか気になることがポイントになっています。
 
劇場版の冒頭で工藤新一がコナンになる解説が流れますが、本作序盤で舞台となるツインタワービル前に黒のポルシェ356Aが止まっていることで、黒ずくめの組織が動いていることが分かる。
 
ツインタワービル内のスイートルームで市議会議員の大木が殺害され現場に割れた「おちょこ」が置いてあった。そして翌日には自宅でプログラマーの原が殺害され、ここでも割れた「おちょこ」があった。
 
黒ずくめの組織がツインタワービルに現れたのは、裏切り者・宮野志保(コードネーム:シェリー)の行方を追って、志保の姉・明美の隠れ家を発見。その留守番電話でシェリーがツインタワービルのオープンパーティに参加すると考えたから。組織の目的はシェリー暗殺だった。
 
パーティが始めると常盤財閥の令嬢でツインタワービルのオーナー・美緒が殺害される。過去の2件と同様に「おちょこ」が置いてあったが割れていなかった。
 
3件目の殺害後にコナンが犯人・如月を特定。事件は終わったと思った直後に爆破事件が発生。これは黒ずくめの組織が起こしたもので犯人・如月とは関係がない。
 
ここから劇場版見所でもあるアクションシーンが始まる。定番のアクションシーンでもあるが、ファンを飽きさせない内容のため毎回ワクワクする人が多い。
 
2件目の殺人は黒ずくめの組織が起こしたもので、犯人・如月も原の殺害を計画していたが、既に死んでいたため「おちょこ」だけ割って置いていった。
 
黒ずくめの組織は原がハッキングで手にした組織情報を奪うために殺害。ビル爆破の目的はシェリー殺害。しかしシェリーが現れなかったと判断し、楽しみは後に取っておくと語る。
 
犯人・如月の犯行動機は自宅と富士山の間に高層のツインタワービルが完成。景観が悪くなったことだが、この理由は案外リアルで、人間は他人が思いつかない理由で事件を起こすことを訴えている(アクション・サスペンス・ミステリーとして実写なら大作になる内容です)。
 
既に23年以上前の作品だが、熱烈なファンなら何度も鑑賞しているでしょう。たまにコナンを観る人にお薦めする作品です。
 
追伸:少年探偵団の恋心も序盤に入れています。
 
 
 
映画 天国へのカウントダウン 2001年(お薦め度★★★☆☆