Ringo Starr (リンゴ・スター)(洋楽)Ringo | ビート・マンのブログ

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Ringo Starr

お薦めアルバム / 1973年11月作品

 

原題: Ringo

最高順位= 全米:2位 (Cash Box=1位) 全英:7位

 
Richard Starkey:1940年 7月 7日生
 
グループ解散後、4人が名前を連ねたアルバムとして有名
お薦めするアルバム作品・時代を感じてください!
 
Ringo/リンゴはビートルズのドラマー。本作「Ringo」はビートルズ解散後にカバー・アルバムを2枚出していたが、オリジナル・アルバムとして発売。リンゴのためにジョージ、ジョン、ポールが曲を提供したことで、ビートルズ解散後に4人が名前を連ねたことで話題となった。
 
チャート的には本国(英国)よりも米国側で指示を受けており、残念ながら本国でシングル、アルバム1位を残せなかった。
 
リンゴの歌は力感が無いところが特徴で、それが独特の世界観を出している。少しブルースぽい?ところが米国受けしたのかもしれません。
 
 
 
【構成】
1曲目:アイム・ザ・グレーテスト
ジョン・レノン提供作品。
ホワイトアルバムの頃の曲調でもあり、ソロ「マインド・ゲーム」とも感じられる。ジョンが歌えばまた違う曲に感じるだろうが、リンゴの個性がそれを上回っている。
 
2曲目:ハヴ・ユー・シーン・マイ・ベイビー
1970年ランディ・ニューマンのカバー曲。アメリカン・ロックをリンゴが歌います。
 
3曲目:想い出のフォトグラフ
ジョージ・ハリスンとの共作。
先行シングルとして1973年9月24日(米国)10月19日(英国)発売され、米国1位、英国8位を記録(日本では55位)。ジョージの特徴が出ている曲で、リンゴの個性と上手くマッチしている。
 
4曲目:ダウン・アンド・アウト
想いでのフォトグラフのB面でオリジナル曲。(アルバムCD化で初クレジット)ジョージが演奏で参加。
 
5曲目:サンシャイン・ライフ・フォー・ミー
ジョージ・ハリスン提供作品。
ジョージらしい曲調。単調だが民族のお祭り(ダンス)にみんなで楽しむ感じを連想させる。
 
6曲目ユア・シックスティーン
1960年ジョニー・バーネットのカバー曲。セカンド・シングルとして1973年12月3日(米国)1974年2月8日(英国)で発売され、米国1位、英国4位を記録。ポールが演奏で参加。
 
7曲目オー・マイ・マイ
オリジナル曲。サード・シングルとして1974年(米国)で発売され全米5位を記録。リンゴがアメリカン・ロックやポップスが好きなのが分かる曲。
 
8曲目:ステップ・ライトリー
オリジナル曲。リンゴがアメリカン・ロックやポップスが好きなのが分かる曲。
 
9曲目:シックス・オクロック
ポール・マッカートニー提供作品。
完全にポールの曲だと分かるメロディーです。リンゴが歌うとこうなるんだと、いい意味で理解できます。
 
10曲目:デヴィル・ウーマン
オリジナル曲。リンゴがアメリカン・ロックやポップスが好きなのが分かる曲。
 
11曲目:ユー・アンド・ミー
ジョージ・ハリスン提供作品。
LPオリジナルのラスト曲で、最後に適した曲として仕上がっている(CD化で過去のシングルのアルバム未収録をこの曲の後に付け加えている)。
 
12曲目:明日への願い
1971年に発売されたシングルでオリジナル曲。米国4位(キャッシュ・ボックス1位)、英国4位を記録している。ジョージが演奏に参加。
 
 
13曲目:1970年代ビートルズ物語
明日への願いのB面でオリジナル曲。
 
 
個人的にはビートルズの中でリンゴが好きだった。それは力感のない身のこなしに引き込まれたからで、人柄として好感を持っていた。