決着は付けない
日本版と同じで引き分けで幕引き
脚本：エリック・ピアソン
監督：アダム・ウィンガード
主演：アレクサンダー・スカルスガルト（ネイサン・リンド）
出演：カイリー・ホットル（ジア）
：ミリー・ボビー・ブラウン（マディソン・ラッセル）
「キング・オブ・モンスター」の続編
本作「ゴジラVSコング」は、日米が供に生んだ怪獣が戦う作品。怪獣好きには楽しい組み合わせだが、１９６２年に制作された日本版「キングコング対ゴジラ」と同じで決着は付けない。
物語は（キング）ギドラを倒し、怪獣の頂点に君臨したゴジラ。そのゴジラを人類が倒すためにある計画が進行していたが、その計画を実行するためには膨大なエネルギーが必要になる。それを確保するには地中深くに存在するコングの故郷へ行くことが不可欠とされていた。
展開は子供を中心とした流れで、昔のゴジラ・ガメラなどの映画を思い出させる。スピルバーグ作品も子供をメインに使うなどしているので、娯楽作品には必要不可欠な要因なのでしょう。
ゴジラとコングの対決の第１ラウンドはゴジラの勝利。第２ラウンドは、人類の兵器として登場したメカ・ゴジラにコングもゴジラもＫＯ寸前まで追い込まれる。そこで２大怪獣はタッグを組んでメカ・ゴジラに立ち向かう。
屁理屈抜きで鑑賞する作品です。
制御不可能になったメカ・ゴジラを２大怪獣が止めることができるのか。ポップコーンでも食べながら鑑賞していただきたい作品です。
ゴジラの表情は怖いだけだが、コングの表情は喜怒哀楽を表しており、この対比を観るのも面白いと付け加えさせていただきます。
映画 ゴジラVSコング ２０２１年公開（お薦め度★★★☆☆）