ジェイソンは登場しない
トミーVSジェイソンの構図を打ち出す
脚本:バニー・コーエン
監督:ジョセフ・ジト
主演:ジョン・シェパード(トミー)
出演:ディック・ウィアンド(ロイ・バーンズ)
5作目から新展開。1作目同様に犯行はジェイソン以外
本作「新13日の金曜日」は、前作(完結編=4作目)でジェイソンを葬ったトミー少年が、その体験から精神異常に陥り病院での生活を送っていた。青年となったトミーは、自然豊かな精神病院へ移ることになりその地へ輸送されるところから始まる。
その施設で患者同士の痴話喧嘩から、男性が殺害される事件が発生。この事件を皮切りにジェイソンと思われる殺人事件が始まった。
ジェイソンは生きているのか?トミーもジェイソンの夢で眠れない状況が続いていた。
施設の患者が一人また一人と殺害されていく。ジェイソンの悪夢にうなされるトミー。そして展開は思いもよらない方向に進んでいく。
本作で本物のジェイソンは登場しないが、その犯行に見せかける人物が殺人を繰り返す。前作の終わりを思い出すとトミーがジェンソンのようになったと思うのだが・・・
「13日の金曜日」シリーズ第二部開幕となる作品。原題は「A New Beginning」と付けられ、新たな幕開けとなっている。お決まりごとのお色気シーンは存在するが、過去程強調する内容ではない(一応シリーズの構成は守られている)。
1作目を観ておけば13金は問題はない。しかし時間があるときにシリーズを鑑賞しても良いと思いますので、興味がある人にはお勧めいたします。
映画 新13日の金曜日 1985年公開(お薦め度★★☆☆☆)