2205新たなる旅立ち
10月8日より、リメイク版が劇場公開
総指揮:西崎義展
監 督:松本零士/桝田利雄
声優:富山敬(古代進)
:麻上洋子(森雪)
:伊武雅刀(デスラー)
:中村秀生(島大介)
暗黒星団帝国との死闘後を描いた「永遠に」の続編
本作「宇宙戦艦ヤマト 完結編」は暗黒星団帝国の侵略を打ち破った後のストーリー。銀河系内で大異変が生じ多くの惑星が消滅する事態が発生する。その後、宇宙を回遊する水惑星「アクエリアス」がティンギル星を水没させる。このティンギル星の民族が母星を失ったことで移住先を地球に決定させた。
ティンギル民族は優れた化学力で母星を水没させた「アクエリアス」をワープにより操り、地球に向かわせ地球人類を水没死させる計画を実行させる(それだけの化学力があるならティンギル星を守れた気がするが・・・)。
この侵略計画をヤマトは阻止できるか?
本作は沖田艦長が生きていた、ティンギル民族は地球人類の祖先など何でもありの展開で進んで行き、最後は「アクエリアス」から地球を守るため沖田艦長が単身でヤマトを自爆させて救うなど、やってくれますねでエンディングを迎える。
リメイク版もこの流れを継承したら最悪な展開で幕を迎えるのだが、さすがにそれはしないだろうと思いたい。
「完結編」から時がたち「復活編」が公開された。話は完全に「完結編」の続編として描かれており、移動性ブラックホールが太陽系に進行し地球は消滅することが予測された。さすがにブラックホールを消す術はないので地球人類は移住を開始する。
そこに星間国家連合が地球人類の移住を阻止する行動を開始。復活したヤマトは移住先の民族と共に抵抗を開始する。もうここまでくると地球は何回滅亡の危機に遭遇したことになるか、しかも最後はブラックホールに飲み込まれる結末とは・・・
「復活編」は第二部の製作が公表されたが実現されずに「リメイク版」が公開された。恐らく「復活編」第二部を含めてリメイクが進行すると思われるが、SFとは言え何でもありは勘弁してほしい。
ほぼ不満しか書いていないので、これを読んで本作を観ようと思う人は素晴らしい方です。しかしリメイク版「新たなる旅立ち」が2021年10月に公開されますので、事前に旧作を確認するのも良いかもしれませんよ。
映画 完結編/復活編 1983/2009年公開(お薦め度★☆☆☆☆)