アニメ(邦246)鬼滅の刃 2019年作品/ 納得の内容 | ビート・マンのブログ

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ヒットは必然

しかし弩級ヒットを予測できたかは不明
 
原作:吾峠呼世晴
監督:外崎春雄
主演:花江夏樹(竈門炭治郎)
出演:鬼頭明里竈門禰豆子
   :下野紘(我妻善逸)
   :松岡禎承(觜平伊之助)
原作漫画(全22巻)。TVアニメは1~7巻を映像化した。
 
本作「鬼滅の刃」は2016年より発売された普通の作品だったが、2019年にTVアニメ化されると一気に人気急上昇。過去作品を含み単行本売上ランキング上位独占するなど「鬼滅ブーム」がヒートアップした。
 
正直言って「鬼滅の刃」ブームはニュースで知っていたが内容は知らず、「鬼滅の刃キャンペーン」で貰ったクリアファイルの「ねずこ」が竹を加えているイラストを見ても意味不明だった。ネット配信で観ることも出来たが観ておらず、2020年10月にフジテレビで放映された一挙全話放映で初めて観たのが事実である。
 
観た感想だが「ヒットは必然」。
 
大人になると観るアニメも少なくなる、ましてや「面白い」と感じる作品は更に少ない。何回観ても良いと感じた作品は過去に「デスノート」「鋼の錬金術師」「エヴァンゲリオン」の3作品。「鬼滅の刃」は4作品目に入れさせていただきました。
 
「鋼の~」同様に兄妹愛を取り上げ、「鋼の~」「エヴァ~」同様に主人公達の成長を描き、更に家族、仲間以外の人間愛を組み込むヒューマンストーリーとして成り立っており、この感性が女性にも受け入れられ超弩級のヒットに繋がったのかもしれない。
 
鬼になった人間にも過去が存在し、死の直前で記憶が蘇るシーンは他には少ない描写で、切ない気持ちにさせる点が女性受けしているかもしれません。ネット社会と言われ、時はかなり経過していますが、本当の意味で「ネット口コミ」が社会現象になった最大のアニメーションだと考えます。
 
ストーリーも序盤の14話までは内容は良だが普通の展開でした。しかし15話「那田蜘蛛山」以降の戦いは素晴らしく、鬼の弱みや悩み、欲求を表現した良作品で、昔人間だから鬼になっても家族が欲しいと考える設定は考えもつかなかった。
 
TVアニメ第1弾は「竈門炭治郎 立志編」(原作1~6巻)で、劇場版「無限列車編」(原作7~8巻)へと続いていく。原作は22巻まで存在するので、TVアニメ第2弾、劇場版第2弾(前後編)とまだまだ続くことは必然。とても楽しみである。
 
私よりも皆様の方が「鬼滅の刃」はよくご存じと考えます。新米ファンとして今回は書かせていただきました。しかし劇場版「無限列車編」が公開10日間で興行収入100億円突破の日本記録樹立は凄すぎる。
 
映画 鬼滅の刃 2019年公開(お薦め度★★★☆☆