こでまりが働く 新・某年寄りセンターにシュレックにそっくりというか年くったシュレックそのもののじいさんがいる
「シュレック」をご存知だろうか?
アメリカのアニメで緑色した怪物である
本当にそのものだ
笑顔 どや顔 まさにうりふたつ…
昨日こでまりシュレックの映画のDVDを借りてみたのだが全然ストーリーが頭にはいらず終始おじいさんと重ね合わせてみてしまった
今日他のスタッフに「ねぇ…シュレックだよねぇ…」と打ち明けてみた
彼女も「うん…そう思ってた…最近ではおじいさんの顔が緑色に見えてきて仕方ない」
と話していた
シュレックじいさんは(認知がある)いつも笑顔で瞳が輝いていて完全に癒し系である
でも突然席を立ち転びそうな足取りでふらふらとフロアー内を歩くため目が離せない
今日トイレ介助をしてたときそのおじいさんに「あなたを食べたい」と言われた
さすが怪物シュレックである
こでまりの反応をみているのだろうか
「そんなにお腹空いてんの?もうすぐお昼だから我慢してねー」と言うと
「はい」と答えていた
かわいいー
帰る時間になるとすごくテンションがあがるおじいさん
やはり 不安なのだ
嬉しそうな顔で帰っていく
そんな顔を見られて心から嬉しく思う
笑顔は他の人のためにあるってホントだな
だって自分の顔は鏡で見る以外ないし たくさんの人に会えばたくさんの人が自分の顔を見る
笑顔で相手を気分よくさせるなんてお手軽である
計算しているわけではないが素直に相手を思い思わず微笑む
素晴らしいなぁ
今日はシュレックじいさんに教えてもらった
ありがたい
ありがとう
こでまりが働く新・某年寄りセンターの本日のレクリエーションは「習字」と「残暑見舞いハガキづくり」であった
「やだー字なんて下手くそで書けんわ~」
とか 「手が痛くて書けん!」とか言ってたお年寄り達…
「いーじゃん!リハビリだと思ってさぁ~やろーよん!」
と能天気に誘うこでまりに渋々やりはじめた
「何かいたらいいの?」ときくお年寄り達に最初 夏休み とか お盆 とか 花火大会とか書いていたがそのうち 夏バテ や 冷し中華始めました とかアイスコーヒー始めました
水分補給 などふざけはじめみんなで爆笑しながら書いていた
残暑見舞いハガキは新聞のカラー写真の部分を上手く利用して切り抜いて貼り、家族や自分宛てに書いた
なかでも 「元気だせよ」と自分を励ますハガキを書いていたおじいさんには大笑いした
こでまり こっそり横にメッセージを書いておいた
感動したのは前回ブログに書いた三年前ご主人が亡くなり生きる気力をなくしたおばあさん…
ご主人が亡くなった年から蝉が一匹毎年窓の木に来るらしい
おばあさんは「その蝉はおじいさんかも…って思うんだ」とこっそり教えてくれた
新聞の切り抜きは(みんなの願いと書いてある提灯の写真を切り抜き貼り、メッセージは「また蝉になって会いにきて」って書いてあった
こでまり せつなくなった…愛を感じた
羨ましい!
個人の愛はいらないなぁ~って思っていたが考えを改めようかな~と思ったこでまりであった
先日こでまりが働く新・某年寄りセンターに通いだしてまだ三回目のおばあさんの爪を切りながらお話ししていた
おばあさんは一人暮らし
身寄りがない
旦那さんは三年ほど前に亡くなられたそうだ
一日中何もやることがなくテレビを見て寝ているだけの毎日…テレビはつまらない番組ばかり…楽しみもない…また何をやっていいかわからないしやれないことばかり…やる気もおきない…
体も弱ってきて歩くのもシルバーカーを使って歩かないと転倒の危険がある
何を支えに生きたらいいかわからない
生きる意味がわからない
早く天から迎えにきてほしい…と訴えた
こでまり すぐにかける言葉がみつからなかった…
現実なんだ…と胸が痛くなった
センターでまわりの方と話しをされ笑顔も見られるが心の底から笑ってはいないのだ
でも おばあさんの人生だおばあさん自身で生きていくしかない…こでまりはセンターに来ている間安全に入浴していただき清潔を保ち 筋力がおちないようにリハビリや体操をおこない 他者との交流をはかる
そんなお手伝いをさせていただく
それしかないのだ…と
あらためて感じた
でも 年寄りが笑って元気にすごせる社会は無理なんだろうか
年を重ねるのが楽しみな世の中
年寄りが自信にみちあふれ若者に繋げるような
それぞれ役目があって素晴らしい年寄りの役目
もちろん今の自分をつくっているのは過去の自分が出してきたエネルギーでできているから未来は今出してるエネルギーでできる
世の中もそうだ
先人達が努力を重ねた結果今がある
未来は私達にかかっている
簡単だ 今よくないところをなおしていけばいい
なんて…難しいかなぁ~と何かできないかと思っていた
とにかく毎日祈りを捧げ生かされている自分ができる事を考えていきたいと思う
(本当は真面目なこでまりなのだ)