五年日記を開いていたら、ちょうど三年前に読んでいた本からの抜き書きがあった。ここにも書き写す。
精神の鍛練ぬきには、錬金の術は達成されない。というのも、物質と霊魂はおおいなる存在連鎖のうちにつなぎとめられているから。新プラトン主義のことばでいえば、一者への回帰の熱望のうちに、形相と物質とが操作可能になるのだ。思弁と技術の結合が必要である。錬金術は、もっとも新プラトン主義風の魔術にあふれた学知といえる。(『世界の歴史16 ルネサンスと地中海』中公文庫、191ページ)
とてもおもしろい。
いま、マーニーリウス『アストロノミカ』という本が気になっている。古代ローマ時代に書かれた、天文学と占星術の本。
今日も世界のざわざわ感が強い。身体が世界に刺されるような、世界の熱によって胸がかーっと焼かれるような感覚。体感幻覚だと思う。今に始まったことではないけど、ここ何日か、この症状が特に強い。両目、両耳から世界が侵入してきて頭がかんかんして痛い。世界がうるさい。耳元で中華鍋をかんかん叩かれてけたたましい感じ。