今年の大晦日は各地から雪の便り☃️。
年末年始の時間を有効に使い、プラモデル を完成させるべく庭先にて塗装作業を行っていたところ、昼から我が家にも雪が舞い散り始め、さっさと退散
一年間お世話になった愛用の電気シェーバーのお手入れをしたついでに、珍しく自主的に洗面台を掃除し始めたところ、横から突然忍び寄る怪しい我が家の「ナンデモステルノスキー大佐」(出た!恐るべきカミさん)。
「掃除のやり方がなっていない」と、まるで犬でも叱りつけるが如くいつものようにダメ出しを受け、途方に暮れる大晦日のワイ🐶
悲劇のヒロイン「小公女セーラ」になった気持ち。
でもめげない。
今日も一つはいい事があるはず。
全国のおとうさんよ
社会の主役、皆んなの幸せのために日々命を張るのは地上の星である我々普通のオッさんではないか
今日もひっそりと「よかった探し」をしようではないか。(あぁ懐かしの「愛少女ポリアンナ物語」)
来年こそはいい年でありますように
ちなみに小公女セーラのオープニング曲「花のささやき」は名曲泣けます。下成佐登子さんの憂いのある歌声(亀田誠治夫人だ!)。ぜひYouTubeでチェックしてみてください。また、作詞のなかにし礼さん、編曲の服部克久さんご両名のご冥福をお祈りします。
さてさて前置きが大変長くなりました
いつもマイペースで全く役に立たないマニアックで自己満足なこのブログ。
みんなが楽しめる、役に立つ内容をココロがけていたハズ
という反省から今回は久しぶりにDIYの話題。
ワシらサラリーマンの嗜みは足元から、というわけで一年間お世話になった靴を磨いてみましたので参考にご覧ください。
ワタシの主力革靴は4足。
長く使うためのローテーションとちゃんとしたお世話の手間を考えるとこの数がちょうどいいです😋
先ずは軽くブラシにてホコリを払います。
本当は靴紐を取り外すべきですが今回は割愛
満遍なく塗り終わったら豚毛ブラシでブラッシング。
乳化クリーム(コロンブス製ブートブラック)を塗ります。ブラシやクロスを使ってもいいですがワタシは指で薄く塗り広げます。
満遍なく塗り終わったら豚毛ブラシでブラッシング。
結構力いっぱいやりますので4足目には腕がパンパンになっちゃいます
あー綺麗になってみんな喜んでる
茶色はこの一足。
こちらは無色の乳化クリームを塗ります。
フランスのサフィール社製で「ビーズワックス」という自然由来の成分が入っていて革にツヤと栄養を与えます。
こちらはブラッシング後。
豚毛ブラシの繊維で擦ると革の細胞まで乳化クリームが行き渡り、ツヤが出て栄養が届きます。
これだけで十分な色艶。
さらに、ここからつま先だけワックスをかけます。キーウィ製のカルバナロウやテレピンオイルが入った油性のパレードグロスワックスです。
二本指にネル生地のクロスをキツく巻きつけて軽くワックスを取り、薄く伸ばします。
次にワックスをさらに薄く伸ばすために水の反発力を使うのですが、今回はより実効性が高いウィスキーを使うモルトドレッシングという技です。
指に少量取り、軽く表面につけてからネル生地で優しくかつ素早く磨きます。
ワックスの膜が薄く満遍なく広がる。
何回も層を重ね顔がハッキリ映る「鏡面仕上げ」まで繰り返しやる方もみえます。
ワタシは2層の「ハイシャイン」仕上げが限界
つま先に周りの景色がハッキリと映る。
この色艶がたまらなくクセになりそう
カブトムシやノコギリクワガタの羽根の色艶を思い出すのは元男の子の証
黒い靴の比較例です。
左がクリームのみ。右がワックス仕様。
黒光りがエモい。
まるでオオクワガタ(みんなの憧れ雑木林のダイヤモンド💎)。
この靴はリーガルのアウトレットものですが一応王道の「グッドイヤーウェルト製法」。
皮革が「ネックレザー」仕様なので、やや鮫肌。
初めワックスをやや多目に擦り込む感じで作業しました。
なお、この型は「半沢直樹2伊佐山部長バージョン」らしひ(わびろ、わびろ、わびろ!)
あー綺麗になってみんな喜んでる
愛情を込めてお手入れした甲斐があるよ
足元が決まると用もなく仕事に出かけたくなる
一日中気持ちがよくモチベーションが上がって周りにもいい影響がありそうだ
また来年も宜しくお願いします
追伸。
我慢の2020年。
2021年こそ世界に実りある一年になりますように。
そんな思いを込めて、懐かしくも癒される音楽をお送りします。
エニグマ「リターントゥイノセンス」(1994)
(ちなみにエニグマは文字通り「謎」のアーティストだったんですが元アラベスクのサンドラさんのボーカルと当時のダンナとのユニット)