すべての嵐ファンに捧ぐ ~映画「黄色い涙」ロケ地「江南市」の現在#1~ | のぶりんのマガジンラック

のぶりんのマガジンラック

いつもは普通のサラリーマン。しかしそれは世を忍ぶ仮の姿。ひらめきと思いつきのグダグダブログ。良かったら立ち寄ってくださいませ。

江南市・・・。

中部地方名古屋市のベッドタウン。わたしの故郷。
名鉄犬山線で20分程度の距離。かつては紡績や養蚕業が盛んであったが、今はすっかりと衰退してしまい、あまり特徴がない普通すぎる田舎町。

そんな中、今から9年近く前、当時まだ売り出し中であった「嵐」の主演映画「黄色い涙」のロケ地として選定されました。

当時私は「なんで~」と思いきや「商店街の雰囲気(廃れ具合?!)が時代設定の1960年代のままである。」という監督の思いにマッチしていたとのこと笑い泣き

その当時は嵐もまだ知名度が少なく、あまり気をとめていませんでした。
しかし昨今の人気ぶりは凄く、年末年始はテレビで見ない日はありませんでした。
わたしの職場の女性達(熟女も含め)の話題も「マツジュンがいい!」とかナントカが日常的になって久しい。

「嵐ならちょっと前に江南へ映画のロケに来てたよ。1週間くらい。」
しかし、誰もにわかに信じてくれませんキョロキョロ

今回、私はそんな声に応えるために現場を緊急確認することにしました。グラサン

場所は江南駅の北方面の「新町通り商店街」。
私は家から自転車で向かう。

「あれれっ?さかえやがないっ!」ガーン

「さかえや」は映画の中で、マドンナが勤める食堂で、嵐の面々も入り浸る重要な建物。
撮影後にはファンのために開放。
内装や映画に使われた道具が保存され映画のDVDも自由に観ることができ、寄せ書きノートも置いてあったりで言わばファンのための交流の場所。
また観光資源に乏しい地域の目玉であったのに・・・。えーん

それが取り壊され、立派なマンションが建ち始めているΣ( ̄ロ ̄lll)


やはり、個人のご好意だけでは維持管理はムリだったのか・・・。
残念だけど時代には勝てない(T_T)。

映画の中で「横山ホットブラザーズ」(涙!)が出演していた広場も、今は新しい家が建てられている。

でもそのほか映画に出ていた「煙突」を発見。
今は廃業している銭湯の煙突だった。


そのほかの「金物屋」「時計屋」「呉服屋」始め商店街は元気に頑張ってました。


ちなみに「さかえや」正面のこの呉服店は、撮影当時嵐の休憩拠点として全面協力。二宮君が倒れたときも介抱してくれたり。
お店内で手相占いもやっていて有名人もよく来ているみたい。いろんな逸話が聴けそうです。


さて、商店街のやや外れ、東方面になんだか見覚えのある細い路地が・・・。
ここは二宮君と田畑智子さんが壁ドン&激しい路チューシーンを演じた場所ではないかな!?


さかえやを北に曲がると「愛栄通り商店街」となる。
ここには営業中のレトロな銭湯がある。
伝説の「櫻井君の半ケツシーン」始め嵐メンバー入浴シーンはここで撮られたのではないかな(=^_^=)。
男湯だと思うので、詳細はわたしが責任を持ってレポートします(いつか・・・)。


実はホントの「さかえや」はこの商店街で営業中。焼きそばのいい香りが昔のまま漂っています。(高校生くらいのころよく食べたよなあ~!)おねがい



途中ひなたぼっこ中の猫に出会う。

写真を撮っていたら「アラ!目やに取って綺麗に写ろうね~。」って優しいお母さんが出てきました。
ここの理髪美容店(パーマ屋っていう表現がいいネ)は30年前と全く変わってないなあ(昔わたしの母と一緒に入った記憶が少し残っています)。
奥さんもお店もちゃんと小綺麗にしてて。


地元商店街を歩くことがこんなに面白かったとは!

確かにシャッターを降ろしたままの店も多い。
いろんな課題があると思いますが、うまく乗り越えて商店街の元気を取り戻していって欲しいです。応援します。(*^-^*)