時期的には、
I Feel Fine (R 5200) 1964年11月27日発売
Ticket To Ride (R 5265) 1965年4月9日発売
Help! (R 5305) 1965年7月23日発売
このあたりに該当すると思われます。
このスリーブの特徴は、表面のロゴにEMIのグローバルロゴが追加されたことです。
左側Parlophoneロゴの下には、「TRADE MARK OF THE PARLOPHONE CO. LTD.」(全て大文字)、
右側にはEMIロゴと「THE GREATEST RECORDING ORGANISATION IN THE WORLD」という記載がされています。
このEMIロゴが追加された時期はParlophoneのEPジャケットから推測すると、発売時期がともに1964年10月の、ホリーズ「Here I Go Again (GEP 8915)」にはまだついておらず、シラ・ブラック「it's for you (GEP 8916)」には付いているので、1964年10月といってよいでしょう。
Green sleeve type-2A (1964年11月頃から1965年後半?)
レコードの取り出し口は波形で、袋は裏面の左右両サイドで糊付しているタイプです。
裏の広告面はtype-1Dと一見よく似ていますが、いくつか異なる点があります。
<1>レコード・トークン広告
「For the 'PRESENT'」の文字は、type-1Dと同じ大きめのサイズに戻りました。
また、トークンの利用可能エリアに、「EIRE」が加わりました。
EIRE(エール)とはアイルランド語で「アイルランド共和国」の正式名称だそうです。
<2>EMITEX広告
このタイプから、「NEW EMITEX」になりました。クリーナーの性能が向上したということでしょうか。
ちなみにこの「NEW EMITEX」という表記は、LP「Beatles For Sale (PMC 1240)」1964年12月4日発売 にも記載されています。
この少し前にリリースされた「A Hard Day's Night (PMC 1230)1964年8月10日発売」にはまだ「NEW」の文字はありません。
1964年11月リリースの、ホリーズ「In The Hollies Style PMC 1235」にはNEWの文字がすでにあるので、NEW EMITEXは少なくとも1964年8月~11月の間に発売されたと考えられます。
よって総合的に考えると、このグリーン・スリーブ type-2Aは1964年11月頃から使用され始めたと考えられます。
Green sleeve type-2B (1964年末?から1965年後半?)
2Aと同じくレコードの取り出し口は波形ですが、袋の形状が、右サイドと下部を糊付するタイプに変わりました。
→
<1>レコード・トークン広告
再び「For the 'PRESENT'」の文字が小さく(縦長)なりました。
<2>レコード・メール広告
解説文の行数が6行から8行に変わりました。
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袋の形状以外にはとくに変わったところはありません。ですのでいつ2Bに変わったのか特定が難しいのですが、1964年末~1965年頭ごろシフトしたのではないかと思います。
次回はグリーン・スリーブ第3期、他社広告掲載スリーブをご紹介します。


























































