カタログ番号はOR-1041(アップルになってからはAR-1041)、1964年2月5日発売です。
このカタログ番号は、「Please Please Me/Ask Me Why:OR-1024」より後ですが、1964年2月のビートルズ・アメリカ上陸の大ブームの影響を受け、日本でもアメリカで人気の「抱きしめたい」を前倒しにして発売したものと考えられます。
まずは歌詞カードから見ていきましょう。二つ折りで中面には解説と歌詞が掲載されています。
※さらにひとつパターンを抜かしてましたので、訂正しました。(2009.12.08)
Type-A:
ファーストプレスはこのオレンジデザインです。東芝EMIが発売元だけあって、裏面には東芝ステレオ装置の広告が掲載されています。このデザインは個人的に結構気に入っていて、レコード店で見かけると、持ってる今でも「おっ」と思ってしまいます。
当時の社名「東芝音楽工業株式会社」、発売時期の目安となる記号「F」と価格(330円)が記載されています。
Type B-1 ※追加しました (2009.11.08)
表紙は白黒のデザインに変わります。裏面はオデオンレーベルのヒットシングルリストです。
同じく「東芝音楽工業株式会社」、発売時期の目安となる記号「F」と価格(330円)が記載されています。
Type-B-2
表はそのままで、裏面は「ビートルズ・ジャケット スラックス」の広告に。
「東芝音楽工業株式会社」、記号「F」と価格(330円)は変わりません。
Type-B-3 ※追加しました(2009.12.08)
表の印刷色が若干薄くなり、裏面は再びヒットシングルリストに。B-2とはリストの曲目が違います。
B-1(左)は¥330でヘレン・シャピロの曲が頭に、B-3(右)は¥370となって、アニマルズの曲が最初にきています。
「東芝音楽工業株式会社」、記号「G」と価格(370円)が変更になりました。
※もしかしたらスリーブ変遷は、B1→B3→B2かもしれません
Type-B-4 ※追加しました(2012.01.08)
同じG 370円ですが、裏面が「オデオンロゴ」のみに変わりました。
「G」と「¥370」の書体も若干変わっています。
Type-B-5 ※追加しました(2012.01.08)
続いて、記号が「H」に変わります。H¥370バージョン。
表からは記号が消えて、裏面に「H」が印字されました。文字色も青に変わっています。
Type-C:
続いて3つ目のデザイン。このデザインでのOdeonロゴのタイプは比較的珍しいパターンです。
裏面の広告は当時発売されていたビートルズのシングルリストに変更されています。
Odeonロゴと「東芝音楽工業株式会社」が表に記載。記号と価格はそれぞれ「H」「400円」に改訂。
Type-C'
デザインはそのままで、レーベルがアップルに変更。Odeonのロゴもアップルに差し替えられました。
裏表紙はシンプルなアップルロゴのみに変更。
Odeonロゴを塗りつぶすようにアップルロゴが印刷されています。記号は「H」で変わらず。
この後、アップルのジャケットは社名変更、価格変更などで様々なバリエーションが発生する訳ですが、ざっくりいうと、
社名:音工&400円バージョン
社名:音工&500円に値上げ
社名:東芝EMIに変更&500円バージョンというような感じです。その他にも「¥500」と書かれた価格改訂ステッカーが貼ってあったりするものもあります。
中面は、どのバージョンでもほぼ同じですが、Type-Bまでは右ページに『ビートルズ日本発売第一弾「プリーズ・プリーズ・ミー」好評発売中!』という広告が掲載されています。Type-Cになって削除されました。
また、同じく右ページ上段に罫線が追加されるなど微妙なレイアウトの変更も見られます。
※ここも訂正しました。
Type-A ~ Type-Bの時期
Type-C以降
DJ高崎一郎氏による、ビートルズ4人と曲目紹介、英語の歌詞が記載されています。
4人のことを、”ビート族の「Beat」とかぶとむしの「Beetle」とをもじったグループ”、”ポール・マッカートニィ(バス・ギター)”と紹介しているのが時代を感じさせます。
このようにオデオンからアップルにレーベルが移行するにつれて、ジャケットのデザインも変わっていくのが特長ですが、「抱きしめたい」のように3回もチェンジするシングルは他にはありません。
レコード盤については次回ご紹介します。
「抱きしめたい」の詳細はこちら。
http://www.yokono.co.uk/collection/beatles/japanese/single/single_1964_1.html##1-1





















