※この内容は、昨日スタンドFMでお話ししたものを、
ブログ用にまとめています。
声で聴きたい方は、記事の最後にリンクを置いています。
お正月に家族でつつくものといえば、
おせち料理。
結婚して20年。
年上の友人と一緒に、
17年間おせちを手作りしてきました。
毎年12月30日は朝から友人宅に行き、
私は調理を担当。
買い物や下準備は、
いつも友人がすべて整えてくれていました。
ところが今年、友人が手の手術をしたことで
「今年はおせち作り、やめておこうか」と言われて。
寂しさを感じつつ、
今年は
友人宅の分も含めて、ひとりでおせちを作る
ことにしました。
初めて、買い出しから全部ひとりで。
これが想像以上に大変でした。
材料を揃えるだけでもお店を回り、
少しでも美味しいものをと思うと、
探す時間も増える。
30日の夜は仕込み。
31日は朝9時から調理を始め、
気づけば片付けまで終わったのは夕方4時過ぎ。
元旦の朝も準備に3時間。
かかった時間は24時間以上。
そして、
食べる時間は45分。
あっという間でした。
31日の夕方、
友人宅におせちを届けると、
「今年はいつものおせちが
食べられないと思ってたから、
本当に嬉しい」
そう言ってもらえて、
胸がいっぱいになりました。
同時に気づいたんです。
私はこれまで
「調理」だけをして
おせちを作った気になっていたんだな、と。
買い物、下準備、時間、手間。
そこに込められていた愛の深さを、
初めて実感しました。
子どもたちは、
「今年、焼き豚作った?」と聞きながら、
なんだかんだ言っておせちを
楽しみにしてくれています。
いつか私の元を離れても、
おせちの味と記憶が残ってくれたらいい。
お正月になると思い出す、
家族の時間と、日本の情緒。
そう考えると、
胃袋を掴んだもの勝ちかもしれませんね。
※このお話は、スタンドFMでも
少し違う温度感で話しています。
文章では書ききれなかった、
声だからこそ伝わる間や感情もあります。
この記事を読んでから聴くと、
「大変だったなぁ」と思った場面の、
声の温度が少し違って聞こえると思います。
▶︎ スタンドFMはこちら


