『スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け』80点【映画レビュー】 | 阿部将一のブログ

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この世には必ず見なければいけない映画がある。
それが『007』と『スターウォーズ』だ。

そのスターウォーズの最終作品となる予定の
エピソード9『スカイウォーカーの夜明け』が
今日から公開されたので見に行ってきた。

そして見終わった今
その感想を殴り書きのように残してみようと思う。

結果から言うと
素晴らしい作品だと思う。

僕はスターウォーズに対しては
強い想いがある。

子供の頃に見た映画によって
僕の人生が形成されている。
その一つがスターウォーズである。

なので、スターウォーズには
非常に厳しい評価をする。

公開された順に言えば
エピソード6〜9は神作品
エピソード1は、ただのレース映画で
クソ中のクソ作品
エピソード2は普通で
エピソード3は、所々、素晴らしかった。

そして新章となる
エピソード7と8は監督が変わり
『LOST』や『スタートレック』の
J・J・エイブラムスになった。

これがかなりクソ。
完全にスタートレック化している。

スターウォーズは、ただの群像劇ではない。

世界中の神話や宗教を元にした世界観。
フォースという目には見えない神秘的な力。
緊張感があって鳥肌が立つ戦闘シーン。
所々にあるユーモアさ。
そして世代を超えたストーリー。

その全てが含まれているのが
スターウォーズのエピソード4〜6だった。
しかし、その後、その大切なものを
スターウォーズは失った。

エピソード1〜3でジョージ・ルーカスは
スターウォーズらしさを失い
7と8では別作品のようになってしまった。

そういうこともあって
今回のエピソード9には
それほど期待していなかった。

しかし、素晴らしい作品だった。

非常に良い冒頭のシーンから始まり
その後、中だるみはするものの
ちょいちょい『そうくるか!』という
予想外の展開があり
過去作品とシンクロするところもあり
何回かすごく感動するところもあった。

主人公・レイを演じたデイジー・リドリーは
それなり演じていたが
なんと言っても、もう1人の主人公である
カイロ・レンを演じたアダム・ドライバーは
素晴らしい俳優だ。

Netflixが注力する映画
『マリッジ・ストーリー』では
スカーレット・ヨハンソンと共演するなど
今後が非常に楽しみな俳優だ。

そしてエピソード9は
最終的にはタイトルの意味も見事に回収した。
終わり方のすんなりさは見事だろう。

めちゃくちゃ厳しく採点をするなら
エピソード7〜9を100点
1は30点、2は40点、3は70点
7と8は30点と評価するけど
今回の9は80点。
90点でも良いくらいだ。

さて
スターウォーズの権利を
ディズニーが買い取ったけど
今後はスピンオフなどを放送するようだ。

さらに言えば
スターウォーズの小説とかでは
エピソード9以降のストーリーもあるので
エピソード10の制作もあるかもしれない。

たとえ今回のエピソード9で完結したとしても
とくに文句はない。
それだけの出来だったと思う。

だからこそ気持ちよく
この言葉を言える。

#ありがとうスターウォーズ