祖父母が亡くなって思ったこと。 | 阿部将一のブログ

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思ったことをアウトプットの場として、そのまま書いてます。
コメントとか意見もらえるとありがたいです!

実は
7月下旬に父方の祖母が亡くなり
10月下旬に父方の祖父が
亡くなりました。

祖父母が短い期間で
そろって亡くなったことに
運命的なものを感じました。

僕の両親は離婚しており
僕は大学で1人暮らしするまで
父親と、その祖父母と
暮らしていました。
まさに育ててもらっていたのです。

祖父母は東北の生まれで
集団就職のような形で
上京してきたそうです。

そして僕の父親を育て
僕を育てた。

しかし僕は一般的によくいる
『親の心、子知らず』のような
人間なので

育ててくれた感謝を心ではしつつも
それを表現するのは
恥ずかしい人間でした。

そして祖父母は亡くなりました。

これもまた
ありがちな話ですが

祖父母が亡くなった後
『育ててくれて、ありがとう』と
言葉で直接伝えれば良かったなと
後悔しています。
しかし、恥ずかしかったので
できませんでした。

そう思いつつ迎えた葬儀で行われた
お坊さんの話に僕は救われました。

『親や親族が亡くなってから

あれをすれば良かった
これをすれば良かったと
後悔されることもあるかもしれませんが

今あなたが生きていることが
最高の恩返しなのですよ』
と話されたのです。

僕は自分が幸せになることが
親や親族への最大の恩返しだと
"勝手に"思ってました。

とはいっても
言葉として感謝を伝えていないことに
後悔がありました。

しかし、その後悔は
お坊さんの話で吹き飛びました。

そして祖父母の死を経験して
強く思ったことがあります。

それは
"自分は幸せにならなくてはいけない"
ということです。

自分が最高に楽しいと思うことを
たくさんやらなければいけない。

自分が幸せになることを
恐れてはいけない。

他人の視線を気にしたり
他人の人生と自分の人生を
比べて苦しんではいけない。

ということです。

先月、僕は
ヨーロッパ旅行に行きました。

自分の生涯の趣味である
サッカー観戦や
サッカーにまつわる場所を
たくさん巡りました。

それは僕にとって
人生で最高に幸せなものでした。

そういった幸せな体験を
何種類も、何度も
僕は味わなければいけない。
そう確信したのです。

僕は幸運にも
祖父も祖母も亡くなる数日前に
たまたま帰郷して
最後の対面をしていました。
これも何かの運命かもしれません。

そして最後に祖父母に向けて
言いたかったことを書きます。

育ててくれて、ありがとう。
僕は今、幸せだけど
もっと幸せになります。
生まれてきて良かったです。