安倍政権の支持率UPを考える | 阿部将一のブログ

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『ついに支持率が上がりはじめた安倍内閣、何が起きているのか?』
(田原総一朗 BLOGOSにて)

正直、僕は最初から森友・加計問題は大したことない問題だと思ってた。
首相が口利きをして10億の土地を1億にしたり、学部新設したりなんて、暴論だけど大したことないと思ってる。

証拠があって追い詰められるなら話は別だが、たぶん無理だし、他の大きな問題が山積みだからだ。

100億単位で作られる東京オリンピック施設とかもいろいろ問題があるし、築地移転だって延期して100億円規模の損失だ。
そのほかにも表に出てない天下りや公共事業などの政治問題があるはずで、それらに対して数億円得したとか、口利きで学部が新設されたとか、悪の規模としては小さいと思う。
もっと大きくて解決しなくてはいけない問題があるというのに何をやってるんだと思ってた。

個人的には森友・加計疑惑が事実だったとしても、待機児童問題を解決してくれるなら帳消しにしても良いとさえ思ってる。

もちろん森友も加計も事実だったら絶対に悪いことなんだけど、問題の本質は良い悪いじゃなくて規模の問題で、しかもボロが出ない。
健全でクリーンな政治をしてる政治家なんて、いないだろうという前提もある。

あと、長い。
最初に報道されたのは2017年2月頃。
1年くらい問題視してるのに、なかなか結論が出ない。
というか、たぶん証拠がないから真相は暴かれないでしょう。
『記憶がない』『認識の違い』『関係者の首切り』で集結するのではないでしょうか?
安倍政権が上手く逃げてるとも言える。

そういうわけで疑惑の話題が薄らいでる中、安倍政権の支持率が上がってるのは、結局、
・景気は良くなってる
・外交は上手くいってる
・籠池夫婦が与える国民への印象が良くない(言動が激しいので籠池夫婦が悪者に見られてしまう)
・セクハラやら不倫やらで政治自体への不信感が高い
・野党が頼りない
・『自分たちに直接悪影響ないから関係ないかも』と思ってる国民は多いはず。
からだと思う。

これだけの問題を抱えてるのに倒れないということは安倍政権は本当に強固だということですね。
良い悪い、支持する支持しないではなく、それが事実。