『ザ・ロック』(80点)②つつぎ

『続きなのだよ、諸君！』


まぁ、なんといっても、ショーン・コネリーがカッコイイんだよねぇ～！
歳はおじいちゃんなんだけど、メッチャスゲぇ経験の持ち主のメイソンを、名俳優オーラ全開で演じているのです！
これがマジでスゴいんだって！
『名俳優は存在感で演技をする』って誰かが言ってたんだけど、まさにそんな感じです！

(こんな感じ！)


んで、僕がこの映画で最も印象に残っているシーンが、そのメイソンが髪を切るシーンです！

『私は髪を切る！』


このシーンがメッチャクチャカッコイイんで、ぜひ見て頂きたいです！

『んで、僕がニコラス刑事さ！なんつって！』


そのニコラス刑事も、いや、ニコラス・ケイジも見事な演技でしたね！
ていうか、何で今回、この『ザ・ロック』をレビューしたのかと言えば、現在、ニコラス刑事主演の『ゴーストライダー2』がレンタル中だったからだった！
そうだった、そうだった！

これは人気作『ゴーストライダー』の続編なんだけど、僕はどちらも見てないんだけど、人気のアクション映画らしく、大人も楽しめる、なんだか面白そうな作品です！
ていうか、ニコラス刑事って、ちょっとおハゲになられているし、筋肉質でもなさそうなのに、あの見た目で、なぜかアクション映画が多いんだよね！

『うん、多いよ！』


そんなアクション俳優っぽくない、一般人顔のニコラス刑事が、この『ザ・ロック』でも見事なアクション、見事な演技を見せていますよ！
製作のジェリー・ブラッカイマーや監督のマイケル・ベイと同じく、エンターテイメントとは何か、人を楽しませるとは何かをよく分かってる俳優さんだと思います！
そんな現場捜査官じゃないのに大事件の現場に送り込まれた主人公グッドスピード役であるニコラス刑事の奮闘ぶりをぜひご覧ください！

あとねぇ、ニコラス刑事は映画界の超名作『ゴッドファーザー』の監督フランシス・フォード・コッポラを叔父に持ち、

その娘で、今では有名監督のソフィア・コッポラがイトコなんですねぇ！

(ソフィアさん)

(ソフィア・コッポラは『バージン・スーサイズ』とか、『ロスト・イン・トランスレーション』とか、『マリー・アントワネット』とかを撮った監督です！)


デビュー当時のニコラス刑事は、そんな偉大な人物たちの親戚として見られることに苦しんだとか
でも今は、ハリウッドを代表する俳優の1人になったんで、良かったですねぇ～！
ちなみに、僕のベスト・ニコラス刑事作品は『フェイス・オフ』かな！
これは傑作！

『私の話題は無いのか？』とエド・ハリス


さて、エド・ハリスがいつも通りの名演でしたねぇ！
前回のブログで頂いたコメントからすると、エド・ハリスが好きな人が結構いるみたいですねぇ！

『多いんだよ、俺のファンは！』


エド・ハリスって、なんだか、兵士とか、頭が固い敵役というイメージが強いですねぇ！
今回も兵士役なんだけど、頭がキレて、判断が素早く、部下からは信頼されているという、なかなか男気なキャラでした！
その男気キャラに、敵役キャラにもかかわらず、観客たちは好きになってしまうはず！
そういうわけで、エド・ハリスって男は、いつも求められている役とおりに演技をする素晴らしい役者なのです！

んなわけで、主要キャラである男3人が、それぞれの魅力たっぷりに描かれる『ザ・ロック』
そして、ストーリーはシンプルで、スムーズに進み、スカッとする爽快感！
しかも、ラストが良いんですよ！
軽い笑いみたいので終わる感じが、さりげなくて、素晴らしい終わり方です！
ストーリーの大部分が面白いのに、終わり方がダメだとイメージが良くないんだよねぇ！
大事なんです、食後感！
その食後感も素晴らしい作品なんです！

『うっひょ～！』な展開をみせるラスト！
必見！


んで、ところどころにユーモアあるセリフとかがあって最高なんです！
これだけエンターテイメントに優れた作品はなかなか無いです！
アクションあり、ドラマあり、スリルあり、爽快感ありの極上エンターテイメント作品！
ジェリー・ブラッカイマーが製作、マイケル・ベイが監督した、エンターテイメントをよく理解しているコンビの名作
ぜひ、ご覧ください！

『見ないとコイツをお前の町にぶち込むぜ！』


では、今回はこれでおしまいです！
また次回お会いしましょう！
またねぇ～！
おしまい



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