『ザ・ロック』(80点)

『ショーン・コネリー × ニコラス・ケイジ in アルカトラズ刑務所 ！』
1996年公開作品。

あらすじッス！
アメリカ海兵隊の伝説的英雄、フランシス・X・ハメル准将（エド・ハリス）は、政府に強い怒りを感じていました！

ハメル准将『私は怒っている！』

不当な扱いを受けていた部下たちのためにハメル准将は仲間と立ち上がったのだ！
テロリストとなったハメル准将たちは、『ザ・ロック』と呼ばれる、脱出不可能の要塞『アルカトラズ刑務所』に人質を取り、立てこもります！

(そのアルカトラズ刑務所！)


しかも彼らは現金1億ドルを要求し、それを拒否した場合、VXガスロケットという大量殺人兵器を大都市サンフランシスコに打ち込むというのです！
それを阻止する捜査官として選ばれた化学兵器のスペシャリスト、スタンリー・グッドスピード（ニコラス・ケイジ）は、

『僕です！』


アルカトラズ刑務所を脱出した唯一の人物で、刑務所に幽閉中の元イギリス情報局秘密情報部部員・兼SAS大尉、ジョン・パトリック・メイソン（ショーン・コネリー）に協力してもらい、人質の救出、VXガスロケットの奪取を目指すのでした！

『ワシがメイソンじゃあ～！』

んで、正当な扱いを受けていないと感じたハメル准将たち！

彼らはVXガス(この緑のヤツ)を使おうとしています！

これが一つでも割れたら最後！
その周りにいた人は全員死んでしまうのです！
それくらい強力な兵器なんです！

(ショーン・コネリー、ロン毛！)


んで、その人質救出・VXガス奪取作戦に協力することになったメイソン！
彼はスーパー優秀な兵士で、恐ろしく危険な人物なんです！
その彼がいろいろあって、グッドスピードに協力することになります！

髪、切った！ダンディー！

はたして、作戦は成功するのか？
そして、メイソンが逮捕された理由とは？

ぜひ、ご覧ください！


じゃあ、かんそ～です！
この映画は製作のジェリー・ブラッカイマーと監督のマイケル・ベイというコンビの傑作と言えます！


この2人の作品には『アルマゲドン』、『パール・ハーバー』、『バッドボーイズ』など6作品あり、合計興行収入は2400億円（20億ドル）とメガヒットを連発しています！

(左がジェリー。右がマイケル！)


マイケル・ベイと言えば、『トランスフォーマー』シリーズの監督として有名で、斬新でクールな映像とか、ポップな音楽とか、グルグル回るカメラアングルが特徴で、誰にでも楽しめる、エンターテイメントな映画を作ることが得意な人です！
でも、逆に言えば、万人受けする、浅い作品しか作らないということなので、映画批評家からは辛口のコメントをもらうこともあります！
でも、僕はそのエンターテイメントな作品を作り続けるマイケルの才能・センスは見事だと思うし、彼の最高傑作はこの『ザ・ロック』だと思います！

(自分でカメラを回すマイケル！)


さて、この『ザ・ロック』は、とってもシンプルなストーリーなんです！
ニコラス・ケイジ演じる弱ったらしい主人公がいて、ショーン・コネリー演じる頼りになるカッコいいエキスパートがいて、エド・ハリス演じる悪い奴・ハメル准将がいて、人質を救うだの救わないだの、大量殺人兵器を取り返す取り返さないだのをやるんです！

『シ、シンプル！』


そのシンプルなストーリーに、ハラハラするアクションとか、ヒヤヒヤする心理戦とか、クスッと笑えるユーモアとかがたくさん詰め込まれていて、誰でも楽しめる、とても傑作な作品となっているんです！
このエンターテイメント感が見事です！
そのたくさんの面白い要素の中でも、やはり注目は名優ショーン・コネリーでしょう！

ショーン『オッケ～！』


ショーン・コネリーと言えば『007』シリーズで演じた初代ジェームズ・ボンドなんだろうけど、

僕にとってのショーン・コネリーと言えば、『インディ・ジョーンズ最後の聖戦』でのインディのパパ役であり、

そして、この『ザ・ロック』なのです！

『でもねぇ、この続きは、また次回なんじゃあ～！』


(次回に続きます！)


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