サッカー日本代表vsブラジル

16日午前4時くらい
ついにコンフェデレーションズカップが始まりましたね！
開幕戦は次のワールドカップ開催国のブラジル！
そして、その対戦国は我らが日本！
サッカー王国ブラジルにどういう試合ができるのか、注目でした！
だって、日本代表選手たちは『目標はワールドカップ優勝』って言っていたんだからね！

こちらがブラジル代表！
昔からサッカー王国として、チームカラーの黄色(カナリア)から『カナリア軍団』と呼ばれていたブラジル代表
ちなみに、サッカーに戦術が生まれたのは、あまりにも高い個人技を持っているブラジルを倒すためにヨーロッパ諸国が考えたからだと聞いたことがあります！
まぁ、それが本当かどうかは別として、ブラジル代表っていうのは、とにかくサッカー界では人気・実力ともにある、スーパーなチームなのです！

(こちら、ネイマール選手)

そのスーパースターが集まるチームで、特にスゴいのがネイマールという選手です！
年齢が、なんと、まだ21歳にして、サッカー界最高の才能を持つ1人として世界中から注目されています！
そのネイマールに注目なんですが、この日本対ブラジルの試合を見た日本人には強烈に脳裏に残ることになりましたね！
だって、、、、、、

開始3分でそのネイマールがメチャクチャ美しい、スーパーゴールを決めてしまいましたからね！
あのゴールははっきり言って止められません！
日本の選手がミスをしたというより、ブラジルの選手の個人の技術の高さ、チームとしての連携の強さによるものです！
ブラジル代表をほめるしかありません！

んで、試合全体についてなんだけど、ブラジル代表は開催国っていうこともあり、かなりのプレッシャーがあったと思います
日本と比べて、国民からの期待がハンパなく大きいですからね！
ちなみに、過去に南米ではワールドカップでミスをした選手が暗殺されるという事件が起きています！
人を殺してしまうのはいけませんが、それくらい、南米ではサッカーに対する情熱が違うのです！
そのプレッシャーに打ち勝ち、試合全体的に素晴らしいプレーをしたブラジル代表の選手たちがとても素晴らしかったのです！！！

(真横になりながら、がんばる本田選手！)

んでんで、試合のほとんどを支配したブラジル代表と、試合のほとんどにチャンスを作れなかった日本代表
その違いは何かと考えれば、いっぱいあるんだけど、2つに絞ればそれは『個のチカラ』『ポジショニング』だと感じました！

『個のチカラ』というのは、身体の強さや足の早さ、そしてボールを扱う技術の高さです
先制点はまさに個のチカラによるもので、ブラジル全国民の期待を背負ったネイマール選手の集中しきった、『ゴールを奪い取る』気持ちが入ったシュートでした！

んで、次にポジショニングなんだけど、ブラジルの選手のポジショニングが攻守にわたって良かったです！
攻撃では常に複数の選手がボールを持っている選手に寄り、常にボールをもらえる状況を作っていました！
なので、素早くボールを回せ、分厚い攻撃をみせ、多くのゴールチャンスを作っていました！
逆に、日本代表はフォローが少ない、つまりボールを持っている選手にボールをもらいにいく選手が少ないため、ボールが回らず、ボールを持った選手がブラジルの選手に囲まれ、ボールを取られるという場面が多かった、というよりほとんどそんなパターンでした！

僕は『サッカーはポジショニングで決まる』と思っています！
味方からパスをもらえるポジションを見つけ、そこに走りボールをもらい、良いポジショニングをした別の選手にボールを渡し、また良いポジションを見つけ走る
この繰り返しがサッカーなのです！
ちなみに理想はこんな感じ↓
(FCバルセロナのボール回し)

昨日の試合でのブラジル代表は、攻撃時にはフォローに何人もいて効率よくボールを回し、逆に守備ではボールを持った日本選手を素早く囲んでボールを取るというポジショニングの良さが際立っていました！
逆に日本選手のポジショニングはひどいもんで、みんながボールから離れてしまい、ボールを持っている選手は孤立していました！
そして、ボールを取られるのです！
本田選手も頑張ってボールをキープしてたんですが、他の選手がボールをもらいにこないので、なかなか良いパスを出せませんでした！
最悪のパターンです！

んで、まぁ、試合は0対3でブラジルの完勝でしたね！
開催国のプレッシャーをはね飛ばし、質の高いプレーをした彼らを褒めるしかないッス！
特にの良かったのが、ディフェンスの前にいるボランチと呼ばれるポジションのルイス・グスタボと、点もとったパウリーニョという2人の選手です！
この2人が日本の攻撃を完全に止めていました！
この2人が早めにしっかりとディフェンスすること安心してオフェンスもできるのです！

逆に日本代表なんだけど、ほぼ全員ダメダメでした！
まぁ、良かった点は本田選手がブラジル選手にも通用するキープ力を見せた(キープしても誰もフォローにこなかった)ことと、なんと言ってもウッチーこと内田選手が、あのスーパースター・ネイマールに仕事をあまりさせなかったことです！
守備力を不安視されていたウッチーですが、ドイツリーグで成長したようです！
あと、途中出場の前田選手はとても気持ちの入ったプレーで、GOODでした！

しかし、フォワードの岡崎選手は常にボールを取られ、ひどいもんでした
そして、期待の高かった香川選手も残念ながら全くチカラを出せませんでしたね！
清武選手はある海外のメディアから最低の評価を受けていました
そして、僕が最も問題だと思ったのがザック監督です！

このコンフェデ杯にチームとして良い状態で入いらず、結局、その不安が選手たちにも伝わったのではないでしょうか？
チームの雰囲気作りがヘタです！
そして、選手起用です！
今まで試していなかった岡崎選手の1トップにしたこと、そして78分に細貝選手、81分に乾選手を投入したという、遅すぎる選手交代
さらには、先発の香川・本田・清武選手というのは、タイプは違うものの、3人とも中央でのプレーで活きる選手です
なので、僕としてはサイドアタッカーである乾選手とか、もっとドリブラーな選手を先発で使うべきだと思いますね
とにかく、ザック監督の監督としての能力に疑問をもつ試合でした

(激しく戦う日本代表選手たち！)


あの試合を見た方で、『なんだ～。日本って弱いのか～！』と思った方がいるかもしれませんが、僕はむしろブラジル代表があまりにも良い出来で、ブラジル代表がほぼ完璧な初戦をこなしたと思っています！
そして、試合のハイライトだけを見た方で、『日本、少しは善戦したんだな！』と思った方がいるかもしれませんが、日本は全く善戦をしていません
ほぼ完璧に負けました
(最近のニュース番組でとても悪いところなんですが、試合中に少ししかなかった日本の攻撃シーンを出して、いかにも良い試合をしたかのように見せるテレビ局の手法が僕は大キライです！)
こんだけ完璧に負けると、あとに引きずり、コンフェデ杯はこのままダメな結果で終わるかもしれません！
なんとか立て直して欲しいですね！
頑張れ、日本代表！
(なんだかんだ言っても、僕は現在の日本代表が好きなのです！)

ザック『ガンバリマス！』


そういうことで、今回は終わりです！
また次回、たぶん、映画のレビューでお会いしましょう！
さらば～！

(これ、タラバ～！)



オマケ
僕が思う最高のサッカーはこういうプレーです！

世界最高峰のチーム、FCバルセロナのサッカー↓



ボールをもらえる場所に動いて、少ないボールタッチ数でパスを出し、またボールをもらえる場所に動く
はっきり言って真似できるものではないですが、参考までに！
そして、バルセロナの選手は『ティキタカ』と呼ばれるパス回しの練習をています

バルセロナの驚愕練習風景↓


真ん中の2人にボールを奪われないようにパスを回す練習です
が、そのパスをダイレクト(一回のボールタッチ)で回しています！
恐るべきボール技術です！
こんな練習をしているから、素晴らしいパス回しができるんですね！
そんなところで、おしまい！



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