『セブン』(100点)②かんそ〜。 | 阿部将一のブログ

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思ったことをアウトプットの場として、そのまま書いてます。
コメントとか意見もらえるとありがたいです!

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映画評論家・町山智浩さんのネタバレありの解説

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ミルズ『かんそ~だよ!早く読めよ!(怒)[みんな:01]


この映画『セブン』は、サスペンスとしては最高のシナリオと、監督のデヴィッド・フィンチャーの芸術的センスによる洗練された映像が最高の映画です![みんな:02]
間違いなく傑作な映画です![みんな:03]
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残忍で極悪な殺人事件が次々と発見されるんだけど、その事件を追う刑事のミルズとサマセット、そして観客までもが、全く先が見えない闇のようなストーリーに吸い込まれていきます![みんな:04]
犯人の正体や、犯人が何を考えているなんて全然分かんなくて、ただ単に犯人からのメッセージである『殺人』を受け取るしかありません[みんな:05]
でも、どうやら、その連続した殺人事件には意味があるらしいというのは分かってきて、最後のオチである2つの大罪で完結します[みんな:06][みんな:07]
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むご過ぎる殺人が連続で起きて、悲し過ぎる殺人で終わるこの物語は、最高としか言いようがない脚本です![みんな:08]
怖すぎる殺人を連続で見せ、ミルズの私生活をちょこっと見せ、またまた怖すぎる殺人を見せ、犯人に近づいているかのように見せて、ミルズの妻トレイシーの悩みを聞かせてからの、あのラスト![みんな:09]
観客の心をもてあそぶかのように、完全にコントロールしています![みんな:10]
ものすげぇ~ストーリーです![みんな:11]
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犯人『ここからネタバレすんぞ~!』


んで、ミルズとサマセットが必死に犯人を探しているのに、犯人が自分から警察に来ちゃうなんて、意表突き過ぎっ![みんな:12]
たまらない展開だねぇ![みんな:13]
そして、『うわぁ~、そう来たかぁ!』なラストで観客は完全にノックダウン![みんな:14]
ミルズの妻トレイシーを演じたグウィネス・パルトローの、素人みたいな演技が逆に効いてくる、あのラストは衝撃的![みんな:15]
『あのかわいくて、純粋で、社会に苦しみながら生きていたトレイシーちゃんが~!』的な![みんな:16]
もう、ほんとにたまらん脚本ですね![みんな:17]

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(脚本を担当したアンドリュー[みんな:18])


この『セブン』の脚本を書き、その名を世界に知らしめたアンドリュー・ケヴィン・ウォーカー[みんな:19]
ニューヨークのタワーレコードで店長として働いていた彼ならではの、大都会にあふれる人間という生き物の汚さ・欲深さが、『セブン』の中で『7つの大罪』として描かれています![みんな:20]
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んで、この『7つの大罪』を調べると面白くて、すでに見終わった人にそれをおすそ分けしたいと思います[みんな:21]
まず、4世紀頃にある修道士が『人間の罪はこれが原因だぁ!』と「暴食」「色欲」「強欲」「憂鬱」「憤怒」「怠惰」「虚飾」「傲慢」の8つの罪を挙げます[みんな:22][みんな:23][みんな:24][みんな:25][みんな:26][みんな:27][みんな:28][みんな:29]
ん?[みんな:30]
8つ?[みんな:31]
そうなんです![みんな:32]
実は『7つの大罪』は、もともとは『8つの大罪』だったのです![みんな:33]
最初は8つあったんだけど、グレゴリウス1世っていう、だいたい西暦600年頃にローマ教皇(キリスト教カトリックの最高指導者)についた人が7つに変えたのです![みんな:34]
「虚飾」は「傲慢」に含んで、「怠惰」と「憂鬱」は合わせて一つの大罪となり、「嫉妬」が追加されました[みんな:35]
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(ヒエロニムス・ボスの『七つの大罪と四終』という作品)


だから新旧合わせて全部で9つあるんだよ![みんな:50]

①「暴食」②「色欲」③「強欲」④「憂鬱」⑤「憤怒」⑥「怠惰」⑦「虚飾」⑧「傲慢」⑨「嫉妬」

んで、最初の8つの大罪と最後に追加された『嫉妬』という大罪を、映画『セブン』に当てはめると、『虚飾』だけが誰にも当てはまらないような感じです[みんな:36]
ちなみに『虚飾』とは、『実質を伴わない外見だけの飾り。みえ。』という意味で、『ウソをついて、見せかけの生活を送る』という意味もあります[みんな:37]
そう考えると、『セブン』の登場人物で『虚飾』に当てはまるのは、、、、




















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サマセットおじさんです![みんな:38]
サマセットは、人間社会の腐りっぷりに嫌気がさして、刑事を引退する人物です[みんな:39]
つまり、『人間社会は腐りきっている』ということを知りながら、社会を監視し、より良い世界を作るべきの刑事という立場にありながら、特に社会に向かって何かをするわけでもなく、ただたんたんと業務的に刑事として働くという偽りの姿をして生きていたサマセットが『虚飾』という大罪を行っていたと見れるわけです![みんな:40]
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『バレた~。』


『セブン』をそういった見方をする人もいて、そういった見方で改めて『セブン』を見ると、サマセットを1人の罪人として見る事ができ、また一味違った『セブン』となるのです![みんな:41]
冒頭に載せた映画評論家の町山智浩さんの解説にもあったように、犯人が犯した殺人の7人の正確な被害者数や、映像や音楽に隠されて意味を考えると、何度も楽しめる、深い作品になっているのです![みんな:42]
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『いろいろ隠されているわよ![みんな:43]


そうそう![みんな:51]
このいろんな秘密が隠された『セブン』は、ただ単純にストーリーを楽しむ事も出来るし、さらに『7人の大罪』の意味や歴史を考えたり、いろんな視点で何度も見る事ができる作品なのです![みんな:44]
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なんて偉そうに言ってますが、7人の大罪が最初は8つあったなんて、今知ったんだけどね![みんな:45]
でも、見た映画、好きな映画について調べれば調べるほど、いろんなことを知れて、ほんと映画って深いですね~![みんな:46]
だから、やめられませんよ、映画はねぇ![みんな:47]
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ダンボール箱『そうそう!やめられませんよ、映画はね!』


そんなわけで長くなったので、監督のデヴィッド・フィンチャーや役者たちについては、次回の③かんそ~Part2で一方的に語りま~す![みんな:48]
お楽しみに~![みんな:49]


(近日更新予定の③かんそ~Part2に続きます!)



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