『だからさぁ、この映画はさぁ、シリアスな内容にさぁ、なってるわけよ!』と、出演者に説明するスピルバーグ監督

この作品は、スピルバーグ監督にとって初めてのシリアスな映画です

エンターテイメント性の高い作品が多かったスピルバーグによる『カラーパープル』は、批評家を含めた多くの人から、『アカデミー賞を狙って作った映画なんじゃねぇ?』と言われたらしいです

まぁ、アカデミー賞には重みのある、感動的な映画が選ばれる事が多いからですね

『そうなんだよねぇ~。なかなか取れないんだよ~。僕、泣きそう。
』意外に感じますが、スピルバーグ監督は過去に2度しかアカデミー賞を獲ったことがありません


(それは監督賞・作品賞受賞の『シンドラーのリスト』と、監督賞受賞の『プライベート・ライアン』ですが、その作品の話は別の機会にね
)『もっと、いっぱい欲しいんだ~!』
そんなスピルバーグの事情があったか、無かったで作られた『カラーパープル』ですが、僕にとっては紛れもない名作であります!

僕はこの作品の内容を知らずに、『スピルバーグにしては珍しくシリアスな内容だなぁ。』と軽い気持ちで観たんだけど、あまりにも凄い衝撃を受けました!

まずなんといっても、ストーリーが僕好みの『人生は辛い!』っていう、シリアスな内容なんです!

主人公である黒人女性セリーが、『これでもかっ!これでもかっ!』ってくらい、苦痛な生活を送ることになります!

『辛い、辛過ぎるわっ!
』男性から奴隷のような差別を受けるセリーは、内気な女性になってしまい、周りに何かを求めることはしません

そんな彼女が変わっていくのですが、その変わりっぷりが気持ちいい!

すがすがしいっ~!

スカッとするのです!

『そりゃあ、あんたたち観客はスカッとするかもしれないけど、私はほんとに辛いんだよ!』
そんで、だんだん生きる楽しさを感じる事ができる人間になるセリー

そして、そのセリーが迎えるラストもまた素晴らしく感動的なのです!

オチが良くないと、名作とは呼べませんからね!

でも、そのラストまで行くのが長い、長い!

(見終わったら、長く感じます。)
上映時間が150分という単純に時間が長い映画だし、さらには内容が重過ぎるので、より長く感じます!

僕がこの作品をDVDで観たのですが、長いので2枚組になっていました!


とにかく長い(と見終わったら感じるの)です!


しかし、ストーリーの面白さがその長さを忘れさせ、観客を作品の世界に夢中にさせるのです!

そして、目をおおってしまいたくなるほどのキビしい環境で生きるセリーのたくましい姿を、あなたは忘れることが出来ないでしょう!

『目に焼き付けなっ!』
そんな最高な脚本と最高な演出をかねそなえた『カラーパープル』は、第58回アカデミー賞で、作品賞を含む10部門でノミネート(助演女優賞では、オプラ・ウィンフリーとマーガレット・エイヴリーの2人がノミネートされたので11候補)されたのに、無冠に終わりました


ほんと、ついてねぇ~な、スピルバーグ!

『ついてないんだね、スピルバーグさんは!』
んで、主人公セリーを演じたのがウーピー・ゴールドバーグ

まだ無名時代の彼女がサンフランシスコの舞台に立っていたところを、原作者であるアリス・ウォーカーが見て主役に抜擢したらしいです!

シンデレラ・ガールだね!

そんな運命的に出会ったこの作品が、ウーピーにとっての映画デビュー作なのです!

しかし、とてもデビュー作とは思えない演技・存在感です!

そんな彼女と言えば、アカデミー賞助演女優賞を受賞した『ゴースト/ニューヨークの幻』でのインチキ霊媒師役や、
(『ゴースト/ニューヨークの幻』。手がにゅるにゅるなシーン!)
(ウーピー、なんか若い!)
歌とドンチャン騒ぎの名作『天使にラブソングを』でのシスター役などに出演し、
(『天使にラブソングを』)
(ウーピーが世界中に知られることになった、楽しい名作コメディです!
)明るく楽しいイメージがあります!

しかし、『カラーパープル』では、そんな彼女のイメージとは全然合わない、とてもシリアスな役柄を演じ、その演技力の高さを、デビュー作でありながら、見せつけています!

『天使にラブソングを』のようなウーピーしか知らない方は、おそらく驚かれると思います!

『驚くわよ~!アタマ、アフロ~!』
『文字を左右逆に書いてしまう』障害を持っているウーピーですが、女性として初めてアカデミー賞授賞式の司会を務めるなど、その女優としてのキャリアは不動のものとなります!

その大女優の驚愕のデビュー作を、ぜひご覧ください!

ダニー『ぜ、ぜひ、ご覧になってくだせぇ~!』
んで、ミスターを演じたダニー・グローヴァーもすんごく良いっ!

僕にとってダニーと言えば、『リーサル・ウェポン』シリーズなんだけど、彼はとにかく、ダメ男や嫌な男役をやらすとピッタリとハマる役者さんですねぇ!

『リーサル・ウェポン』シリーズでは、
パンツ一丁でがんばるダニー!

そんな憎めないダメ男なイメージがついているダニーですが(僕にとって)、たまに真面目な役柄でも上手く演じていて、やっぱり匠な役者さんだなぁと感じますねぇ。

愛くるしいぞ、ダニー・グローバー!

『ひゃひゃひゃひゃ!
そりゃ、ありがとさんよ!ところで『カラーパープル』の感想が長くなっちゃったんで、その③に続くぜ!見てくれよ!ひゃひゃひゃひゃひゃ!
』と、どことなくエディ・マーフィに似ているダニー・グローバー。えでぃ。
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