売上げの良かった日などに、
マスターがスタッフに食事をご馳走してくれる店だ。
店を切り盛りするオバチャンとはすっかり顔馴染みになっていた。
朝5時過ぎ、
トモヨはビールを飲みながら待っていた。
ヒィは、マスターはもうちょっと時間がかかるから、
もうちょっとここで待っててと説明したが・・・
トモヨは何かを察したようで、
「何でアンタが来るのよ!?
私はシュウちゃん(マスター)が来るというから待ってたのよ!」
トモヨは自分の財布から1万円札を出し、
テーブルに叩きつけ去っていった。
他のお客さんやオバチャンの視線が集まる。
ヒィは恥ずかしさと屈辱の思いで、
オバチャンからトモヨのお金のつり銭を受け取り、
お騒がせしてすみませんと謝りながら店を出た。
春の朝日がキラキラキラと、
ヒィの沈んだ心に、
眩しかった・・・
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