「タンカレー」 すすきのBEAT 009 | 【旅する占い師】ロジウラブックス営業雑感

【旅する占い師】ロジウラブックス営業雑感

北海道から鹿児島に移住して10年経ちました。
☆旅する占い師!☆
鹿児島市 名山町バカンスを中心に県内各地のイベント等に出店しています。
タロット占い10分程度¥1000~

5時・・・

薄暗い。

ん?・・・

今は朝?夜?

少しの間わからなかった。

「あっ!」

ヒィは飛び起きた。

そうだ。

昨日の営業が終わってからマスターや先輩達と飲みに行き、

昼頃帰って来て倒れこむように寝たんだった。

急いで近所の銭湯に行き、

風呂に入って目を覚ます。

髪も乾かさずに店へと走った。

6時半頃に店に到着すると、

キクさんはもう来ていた。

「おはよーございます」

「おはよー、大丈夫?(笑)」

「ぁぅぅ、なんとか(笑)」

こうして1989年の4月がスタートした。

土曜の夜、

10時をまわるといつもの常連さんも、

パブBに顔を出し始める。

そしてナオちゃんもカウンターの席に着いた。

ナオちゃんを見るとヒィの心は弾んだ。

マスターには、

営業中とにかく喋り続けろと何度も言われた。

懸命に動き、喋り、飲み、

疲れと酔いがピークに達した午前3時。

ランジェリーパブのホステス、トモヨが、

ロックグラスにタンカレーのジンをなみなみと注ぎ、

「これを一気に飲んだらアンタにビール出してあげるわよ」

とヒィに言い放った・・・


このお話は実体験をベースに創作したフィクションです。


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