チェッカーズの俺たちのロカビリーナイト(YouTube動画)。
これは曲の思い出というか、人の思い出というか・・・
高校生の頃。ユージという同級生がいた。
ユージはクラスで1番の秀才で、スキー部でも活躍していた。
頭が良いけど、ちょっと抜けたところもある憎めない性格で、
自分とは修学旅行で一緒のグループだったり、
北海道の工業高校が集まって行う研究発表会の代表に一緒に選ばれたり、
お互いの家に行ってマージャンだったり、
なにかと縁のあるヤツだった。
高校3年生の夏休みが終わって2学期が始まった日、
ヤツは言った。
「チェッカーズの新曲(俺たちのロカビリーナイト)ってカッコいいよな!」
それは既に7月初めに発売されていて、
もう聴き飽きた頃の8月下旬にそんなことを言って、
「オメエそれもう新曲じゃねーよ!(笑)」
なんて総ツッコミを受けていた。
高校を卒業してお互い別々な道に進み、
一度自分がやっていた店に遊びに来てくれたり、
一度、早くに結婚したヤツの部屋に遊びに行き、
奥さんも一緒に酒を飲んだりした。
社会に出て、新しい人間関係も増えて、
会う機会も無くなっていき、
それぞれに毎日を夢中で生きていた20代半ば。
休日に空知地方でヤツが乗っていた軽飛行機が墜落した。
ユージは死んでしまった。
同級生になんていつでも会えると思っていた。
けれどそれは間違いだった・・・
この曲を耳にすると、そんなヤツと古い校舎とあの眩しかった夏を思い出す。
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