小学校四~五年生ぐらいなってくると
いわゆる思春期や反抗期といった時期に入ってきます。
それまでは、子供らしく
素直に親の言うことに聞いてくれていた子供が
急に口数が減ったり
親への態度も反抗的になってきたりと
大きな変化をむかえるのです。
なぜ、子供たちは反抗するのでしょうか。
その原因・・・。
『自我の目覚め』 です。
反抗期自体は悪いことではありません。
反抗期の表れ方にもよるのですが
「親に頼らずに自分の力でやろうとする」
「自分の考えを持ち、それをもとに行動しようとする」
ことは、大人になる上で欠かせない必要なことです。
『思春期・反抗期』 は
必要な変化・成長過程です。
反抗期の子どもは
ただ無口でいるというだけではなく
大なり小なり何らかのトラブルを起こします。
このトラブルが起きた時には
放っておいてはいけません。
ここは親として
大人として毅然とした態度で子供を叱って下さい。
叱るときにまず
なぜその様な問題行動を起こしたのか
その理由を聞いて下さい。
時間がかかるかもしれませんが
本人がその理由をしっかり話すまで
待ってあげましょう。
そして
「問題行動がなぜいけないのか」
ということをしっかり説明してください。
その時に感情的で
「親として恥ずかしい」
「もう、知りません」
「勝手にしなさい」
などといったセリフは絶対にNGです。
見放す事は絶対にしないで下さい。
そして必ず
「親としてなぜ怒っているのか、それはあなたが心配だから・・・。」
「あなたを信頼しているから・・・。」
という事を伝えて下さい。
何より子供に関心を持っているということを
伝えることが大切なのです。
思い出して下さい。
私たち親も同じように思春期を迎え
反抗期には同じように
親を困らせ・心配させていたのではないでしょうか。
子供も同じです。
子供が何を考え・悩んでいるのか
関心を持って接して下さい。
反抗期の子どもと向き合うことは
時間もエネルギーもかかります。
時間はかかりますが
でも、諦めないで下さいね。
必ず子供には愛情は伝わりますよ。
ノア。