今日も今日とて「二俣川」。
先輩指導員について、「何かを盗もう!」と鵜の目鷹の目で講習を見守る……
あ、もちろん「自分の仕事」もしながらだよw
で、やっぱり俺は「余計な事」をベラベラ喋り過ぎているな~と気付く。
もう一度「ゼロ」から練り直してみるか。
「伝えたいこと」のポイントと「結論」を明瞭にしてみよう。
自分が「受講生」になったつもりで。
「おー、んじゃ一緒に帰るか?」
先輩指導員の中でも一番の古株、「親玉w」と呼んでもいい位の人が、実は俺ン家の近くに住んでたりする。
この人、最初に俺と会った時から「オマエ」呼ばわりの失礼な人。
「オマエのヒゲは、指導員としての“身だしなみ”、品格に欠ける!」んだそうだw
“なにか”と突っかかる物言いで俺にアレコレ言って来るが、「言っている内容」そのものは正しく正論!で、「新米指導員」の俺としちゃ“グゥの音”も出ない。
そんな「御仁」が、なんの風の吹き回しか“一緒に帰ろう”と言う。
断る理由もないので、「御仁」の後について「二俣川」を後にすると……
どー考えても「この道を通るメリットって、なに?」っつーくらい、ワケワカンネー道ばかりを選んで走る。
で、ふと気づいた。
「……この人、俺を試しているんじゃなかろか?」
フツーに考えりゃ、“夕方の住宅街”なんか一番リスクが高いエリアだ。
学校帰りの高校生が乗る自転車、遊びから帰ってきた子供達が飛び出してくる路地、今夜のメニューを考えながら道路を歩く主婦……
そんなところを「指導員」ともあろうものが“好き好んで”走ることは、「敢えてリスクを冒す」こと以外、何物でもない。
わざわざ俺を誘ってまで連れ込むルートじゃないことは一目瞭然。
「御仁」は何を考えて俺を引っ張っているのか……
“離されまい!”と必死にくっ付いて行ったら、いくつもの「違反を犯す」ことになる。
そーか、そっちが“その気”ならw
徹底的に「遵法走行」、徹底的に「歩行者優先、危険回避!」
先行する「御仁」を待たせること、幾たびか。
知ったこっちゃないねw
俺は「御仁」と競争しているわけでも、競技しているわけでもない。
俺は「俺が事故を起こさない運転」に徹する。
そして……
「どっかコンビニで止まって、トイレして帰ります♪」
自宅エリアまであと少し、ってところで信号に引っ掛かったタイミングで声を掛けた。
ニヤニヤ笑う「御仁」。
「オマエさ、身体硬いだろ? 意識して上半身の力抜いてみ? もっと操作が楽になるからw」
あははっ!やっぱり見抜かれてたw
この「御仁」、どーやら俺に「教えたくて仕方ない」らしい。
口で言うほど「キツイ人」じゃなさそうだw
んじゃ、これからじっくり「盗ませて」もらいますよ
さて、風呂入って一杯やって、寝るとしますかw
今日は疲れた