ヴェネツィアの朝。
本日からランドクルーズのツアーに参加する。
厳密にいうとここはメストレ地区というヴェネツィア本島から橋で渡ってすぐの場所で、ヴェネツィアではないのかもしれない。
ランドクルーズでは、ツアー参加日の前後に前泊・後泊というかたちでツアー指定のホテルに滞在できるため、ツアーの人たちと同じホテルに前泊することにした。
ランドクルーズのホテルは平均的で質が良い。
大型バスが停車する都合上立地があまり良くなく、まとめて大人数の予約を確保できるからこそ、これだけ普通のホテル(日本のビジネスホテルレベル)に泊まれるのだろう。
あとランドクルーズの朝はきっちりしている。
朝食時間 〇:〇〇~〇:〇〇
集合時間 〇:〇〇
とツアー中毎日しっかり決まっている。
※エントランスの掲示板か受付に張り紙が貼ってある。
朝食は30分あるかないか。
そんな早食いが得意でない・お腹を壊しやすい私と、朝食を取るのに並びたくない夫は朝食開始の5分前に会場に着いた。1番のりだった。
あまり品数は多くないのだが、ゆっくり朝食を取れないのでこれくらいで丁度良い。
食べたいものを一通り取ったくらいでツアー参加者がぽろぽろと来だした。
年齢層は様々、落ち着いた感じの方が多く安心した。
朝食が終わると支度を済ませて、ロビーに集まり、大型バスに乗り込んだ。
添乗員さんは長い間添乗員をされているベテランのイタリア在住の日本人女性の方で、運転手さんは陽気な南米の方だった(添乗員さんはナポリまでご一緒でした)。
大型バスは添乗員さんの説明、案内を聞きながらヴェネツィアへ。
ヴェネツィア本島(島の端)に到着すると、そこから先は車の通行ができないため、さらに内部に行くために船に乗り換えた。
船は「これぞヴェネツィア」といった風景をさっそうと横切っていく。
昨日までは雨がしとしとたまに止むような天気だったが、この日からは見事に晴れて本当に良い景色だった。
ちなみにこの時期(12月末)の気候についてなのだが、ミラノからナポリまで行った私たちの体感では、この時期の関西と同じくらいだった。
そのため、特別な対策(北欧みたいに絶対ダウンでスノーブーツ必須!みたいなの)はいらない。
ただ観光で長時間出歩かれる場合は、手袋やマフラー、ヒートテック、カイロなどは個々に応じて用意が必要かと思う。
南のナポリの方は少し暖かいんだろうかと思っていたが、全くそんなことはなかった。
大きなフェリーターミナルに着いた。
そこから音声ガイドを使って添乗員さんが色々とお話してくれる。
まずため息橋、サン・マルコ広場に行き、そのあと本日の目玉のゴンドラに乗った。
ゴンドラは4人一組で乗るように言われた。
ご年配のご夫婦と一緒の組になったため、静かに心穏やかにヴェネツィアの景色を堪能することができた。
ゴンドラからの景色はそれはもう素敵だった。
船頭さんは全く喋ってくれなかったが、存在がとても様になる!
ディズニーシーの原点はここなのか、、、
添乗員さんの情報だと、イタリア人(ヴェネツィアの人?)でもディズニーシーの再現力に驚くらしい。
でもやっぱり本場は歴史的な深みも相まって見入ってしまう。
どこを見渡しても綺麗な運河と魅力的な建造物だらけ。
ゴンドラに乗った後はイタリア人の現地添乗員さんも加わりサンマルコ寺院・時計塔、リアルト橋などのお話があった後、ガラス工房(ツアーお決まりのやつ)に連れていかれる。
ヴェネツィアはヴェネツィアンガラスというガラス細工が名物。
このガラスパフォーマンスは凄かった!
「島内には偽物が沢山出回っているが、ヴェネツィアのムラーノ島で作られたものやムラーノガラス印があるものだけが本物だ、少しの衝撃にも耐えられるほど丈夫だ」
的なことをおっしゃっていました(日本語で喋ってくれたのに話半分しか聞いてない)。
ガラスのお土産はもちろん興味があったのだが、このお店はワイングラスが推しのようで、
普段ワイン飲まない・安全に持ち帰ることへの不安・円安で気軽に手が出ない・・・
一通りの説明が終わると、私たち夫婦はトイレだけ借りてそそくさと店を後にした。
(何も買わずごめんなさい)
昼食は夫が気になっていた店に入ることにした。
ガラス工房からほど近い、海鮮パスタがある店(店名不明)。
ヴェネツィアは海鮮が有名。
そこで我々はイカ墨パスタと大きなエビが乗ったパスタを選んだ。
パスタはのちに行った有名店よりもここで食べたパスタが一番美味しかったし、接客も良かった。
そのあと、道の両側にあるありとあらゆるお土産屋に入ったり、ジェラートを食べた。
お土産屋は、私たちが訪れた都市の中では質が良く値段が高いものが多かった。
色々なお店を訪れた後最後に行った、『Libreria Acqua Alta Venezia』。
中心部から少し歩いたところにある、浸水した本が高く積み上げられている有名な本屋さん。
ヴェネツィアのゴンドラの上に本のディスプレイがされていたりと見るだけでも楽しい。
私たちはここに来るまでに、ポストカードやヴェネツィアの絵が描かれた2026年のカレンダー、しおりなどを買い込んでいたが、ここでは全く同じものが一番安く売られていた(がーん)。
もし、そういったお土産を探されている方はここでまとめて買われるのが良いと思う。
ジェラートは『Suso』というお店と『Gelateria Gallonetto』というお店に行った。
イタリアのジェラートって何でこんなに濃厚で美味しいんだろう・・・
日本では中々お目にかかれないお味。
VenchiやFLORのジェラートなら大阪でも食べられるようになったけど、
手軽にこの味が楽しめるイタリア人が羨ましい。
この旅でジェラートはほぼ毎回ピスタチオを頼んだのだが、『Suso』のピスタチオがこの旅で1番美味しく感じた。
細かなピスタチオが入っていて風味豊か(でも確か1番高かった)。
『Gelateria Gallonetto』は味は普通。店員さんは気さくだった
(店員「Where are you from?」私「Japan」店員「コンニチハ~!」←陽気なイタリア人はだいたいこのやり取りあり)。
夕食は、パスタをテイクアウトできる『Dal Moro's Venice』という店でカルボナーラを道端で食べた。
日本のクリーミーなものと違って、麺が太くソースが濃っ厚、ベーコンがカリカリで香ばしく、夫はとても美味しいと言って食べていた。
(私は麺がモソモソして味が濃すぎて少しで満足・・・といった感じでした)
イタリア旅行を通して思ったのが、
グーグルマップの評価って結局当てにならないよね?
ということ。
やたら評価高い割に「まぁ普通?」というものと、
評価そこそこでも「良い!」と思えるものが沢山あった。特に飲食店。
評価はある程度操作できるだろうから、勇気はいるけど自分の直感を信じて入ってみるのもいいだろうなと思った。
※なぜそう思ったのかというと、Googleの評価を当てにして選んだ私のお店よりも、
夫が勘?で選んだお店の方が美味しいことが多かった。。
(イタリアは評価がとんでもなく高い飲食店が多い)
それとこの旅ではこのツアーの参加者以外日本人をあまり見かけなかった。
時期的には年末のピーク前だったということもあるが、こんな人気都市で日本人がここまでいない国は初めてだった。
もう少し円高になるといいな・・・
最後はリアルト橋の上からしっかりヴェネツィアの風景を焼き付けた。
こんなしっとりと美しい景色はもうしばらく見られない。
そんなこんなでヴェネツィアは観光・飲食・土産すべてを満喫できる最高の都市でした。














