「魔力を感じる。多分この通りの先だ」マサルが先任3等陸佐のユーイチロー・ブラッドショーに叫んだ。Fチームの周りにはパニックを起こした群衆がいて、人の声が伝わりにくかった。
「よし、野郎ども、行くぞ!」ユーイチローは銃口を下におろしつつ銃を構えた。
新宿2丁目でマサルが強い魔力を感じた。と、同時にディメンジョンホールから飛び出してきた下級悪魔5体と交戦状態に入った。
「距離は……ざっと見て300ヤードだな」機銃手のユタカ・フィリップス2等陸尉が銃を構え、照星越しに敵を見る。
「まだだ、まだまだだ」ユート・ホイヤー2等陸尉がカスタムメイドの89式小銃を構え、狙いを定めて敵を誘い込む。
下級悪魔たちはFチームのことをあざわらうように20ヤード距離を縮めてきた。
「敵も手出しできない間合いだ。もっと近くにこい」ヨースケ・リドレー1等陸尉がカスタムメイドの89式小銃で狙いを定める。
「2秒待って、ズドンだ」ユタカが狙いを定める。
「いまだ!」狙いを定めていたユートが89式小銃の猛射で敵をなぎ払う。3体の悪魔が撃ち落とされると同時にディメンジョン・ホールに吸い込まれていく。
「残りはもらった!」ヨースケが2体の悪魔を撃墜した。蜂の巣にされ、ボロボロになった悪魔の死体はディメンジョン・ホールに吸い込まれていった。(つづく)