【暗黒卿クニと魔王への野望】#27 地獄編第2歌(その1) | Gangbear Official Blog

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今やフロンタの魔王として君臨するナオキソマの話では、殺した相手が悪魔として転生するのは魔界から引き出した力による呪文での殺害でしか起こり得ないという。

無敵の魔剣を右手に携え、左手には漆黒の盾、漆黒の鎧に身を包んだクニはいかなる闇をも見通す金色の瞳を輝かせながら砦の扉を蹴破った。

「みねぇ顔だな」ならず者の一団がクニを取り囲む。

「やっちまえ!」ならず者15人がブロードソードでクニに斬りかかる。クニは掠り傷を負った。

クニがならず者を漆黒の魔剣で斬る。ならず者は一撃で即死した。

ならず者9人が逃げ出した。残された5人がクニに斬りかかるが掠りもしない。

クニが金色の瞳を輝かせながらならず者2人に斬りかかる。2人は即死した。

生き残ったならず者3人は逃走した。クニは傷を癒した。

1階に巣食っていたならず者は姿を消した。平屋建てのこの砦には地下層があるらしい。クニは下り階段を見つけると階下に降りていった。

「人間は地下に入らない約束になってるじょ」9体のオークがクニに言いがかりをつける。

「死にたくなければこの砦の王を呼んでこい。この砦の王座をかけて決着をつける」クニがオークを金色の瞳で見据え、言った。
9体のオークは怯えた。

「この下に悪魔族がいるじぇ。そいつらのところに行ってくれ!」オークは下り階段を指さすと恐怖のあまり逃げ出した。(つづく)