【聖騎士クニと魔王の城】#04 メサイア大聖堂への捧げもの(その1) | Gangbear Official Blog

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ナオキンが敵の首を斬ってとどめを刺し、観衆の求めに応じた後、ナオキンとリャンだけテグ大公の使いに呼び止められた。
使いについていくとテグ大公の部屋に招かれた。

「メサイア大聖堂からこういう書簡が届いた」テグは書簡をリャンに見せた。

「これは……」リャンが絶句する。

リャンは書簡が読めなかった。

「どれどれ」ナオキンがリャンから書簡を取り上げる。

「そんな……」書簡を読んだナオキンが絶句した。

「と、言うわけだ。馬車をやるから貢物を運んでほしい」テグ大公は書簡をナオキンから取り上げ、命じた。

「わかりました」リャンが言った。

二人は部屋を出るとため息を付いた。

「クニを後宮で奉仕させるなんて。あんまりだ!」ナオキンは憤りを隠さない。

「そう……書いてあったのか?」リャンが尋ねる。

「え、まさか、読めなかったんですか?」ナオキンが問いただす。

「ああ、実は……読めなかった」リャンが告白した。ナオキンは頭痛を覚えた。

「貢物はクニ本人なんだ。女人禁制の後宮で高司祭たちの慰み者になり、飽きられたら宦官にされる。あの書簡の意味はこうです」ナオキンが言った。

リャンは背筋が寒くなってしまった。(つづく)