ナイツ・オブ・ダークネス(シーズン2)第14話 | Gangbear Official Blog

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第14話 襲撃の天使


ツヨが意識を取り戻し、鏡を見ると青白い肌に長い白髪、青い瞳、蝙蝠のような青い翼の堕天使になっていた。ツヨは内心ホッとした。


「予防接種の意味もこめて、堕天使フルーレティーを憑依させた。オレに忠誠を誓っている堕天使だ。悪さはしないだろう……たぶん」モトが言った。ツヨは胸をなで降ろした。


その頃、平塚にあるリーパー・メサイアの会堂では辛うじて実体化しているものの人間への変身能力を失っているラファエルが逃げかえっていた。


「ツヨがサタンの会堂に集いました」大天使ラファエルが大天使ミカエル=ソリに報告した。
「対立召喚に負けたのか?」ミカエルが言った。
「なぜそれを……」ラファエルが言った。
「さもなければツヨの肉体を放棄しておめおめと逃げ帰ってきたとでも言いたいのか?」ミカエルが言った。
「……前者です」ラファエルがいった。


「魔力で勝負したらサタンに勝てない。サタンを精神的に破壊するのがお前の役割だったはずだ。ツヨと言う敵の弱点となるカードを持っていながらそれをみすみす失ったこの役立たずが!」ミカエルが言った。


「ラファエル、エンジェル10体を率いてサタンを襲え」ミカエルが言った。
「御意に」ラファエルはエンジェル10体を引き連れて六本木にあるSS第1特殊攻撃旅団の本部を襲撃した。


「空中から侵入者だ。撃て!」天使の襲撃に気がついた警備担当の武装SS軍曹が部下の武装SS上等兵4人、武装SS伍長1人に発砲を命じた。エンジェル5体が警備兵によって天界送りになった。残ったエンジェルたちはモトの執務室の窓を蹴破らんとしていた。


「道を踏み外した天使に裁きの火炎を!」モトは裁きの火炎の呪文を唱えた。エンジェルは裁きの火炎に包まれて全てが燃え上がって天界に送られた。ツヨはUSP拳銃を抜いてスライドを引き、弾丸を銃身に装填した。(つづく)