思想としてのデート

思想としてのデート

文章の勉強がてら、デートの妄想します

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「わたし実験的っていう言葉嫌い」
「なんだ、急に」
「例えばさ、映画の監督が、本作は実験的に作ってみました、って言うのって」
「それはちょっとダサいな」
「そうなの」
「園●温批判なのか?」
「だれ?園●温って」
「ああ」
「実験的って、言い訳がましくて好きじゃないの」
「前衛的に言い換えたら?」
「前衛的...なんか偉そうでやだ。自分から前なんて」
「なるほど、大乗仏教と小乗仏」
「仏教知らない」
「OK」


「・・・アバンギャルド」
「アバンギャルド」
「アバンギャルドはすき」
「?」
「アバンギャルドは親しみやすい」
「語感の問題だったのか」
「お兄ちゃんがね、ドラクエ好きで、昔良く漫画読んでたな」
「アバンストラッシュ?」
「アバンストラーッシュ!」

「・・・」
「・・・」




「冒険したいね」
「冒険?したい!」
「どこ行きたいとおもう?」
「バリと~ヴェネツィアと~」
「観光旅行とかバカンスじゃないぞ」
「冒険、冒険ねえ」
「・・・」

「怒りのアフガン」
「それは実験的すぎる、中東はアカン」
「平和ボケした日本人アベックに丁度いい冒険先かあ」
「エアーズロックとかどうなの」
「愛を叫びますか?」
「月が、綺麗ですねええええええ、って?」
「趣がすごいね」
「やまびこしちゃうかな」
「一枚岩であとは砂漠でしょお」

「季節は冬がいいだろ、南半球だから逆だもん」
「むむ。ダイエットしなければ」
「はっはっは、段取りは任せなさい、ちょっとトイレ行ってくる」
「はーい」






「楽しみだなあ、ふふ」







はあ、全部妄想…