まだ義母と距離を置く前、良き嫁になろうと無理をしていたころのお話です。


義母は、私が産前産後で心身共にボロボロだった時期にも、しょっちゅう義実家に呼び出したり、我が家に来たりしていました。

しかも毎回、ホームセンターでの買い物やスマホ買い換えなどの野暮用に半日くらい付き合わされるのがデフォでした……。

義母はまだ高齢者でもないのに(なんなら産前産後でズタボロだった私より何倍も元気なのに)、他人を頼るのが当然と思っていて、自分でやろうという意識がないんですよね。


今の私なら、「体調悪いので」「育児で疲れているので」「忙しいので」とかのテキトーな理由をつけてスパッと断りますが、当時はノーを言って義母に嫌われたくなかったんです。


で、長時間拘束されている間、義母は

「(体調)大丈夫?」と聞いてきました。

当時はそうやって気遣ってくれるのが唯一の救いかなと思っていました。


でも、、、それが半年以上続くと、いくら気遣われながらでも長時間拘束されるのはもう嫌だ!!!となりまして。


実母に、実は義母のこういうところに困っていると愚痴ったら、私の息子を含め孫たちのお世話をガッツリしている実母は、


「えーーー!お嫁さんを、しかも妊娠や育児中の人を自分の用事で呼び出すなんて、考えられない!!」と驚愕。


そして、

「私も、万一呼び出す場合は、相手に『大丈夫?』って聞くかなあ。

……うーん。でもやっぱりそもそも呼び出さへんわ。

だって、(妊娠中や育児中は)大丈夫じゃないってことは聞かんでもわかりきっとるもん」とキッパリ。


それを聞いて目が覚めました。

「大丈夫?」と聞いてくるのを義母の長所と捉えて無理やり気を取り直そうとしていたけど、もう流されないぞ!と。


そして、私も、将来は実母みたいに自立したおばあちゃんになろう!と誓ったのでした。




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