1本の鉛筆への想い‼ | bear-sparkさんのブログ

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こんにちはニコニコ今日は夜勤で夕方から仕事です!午前中はゆっくり休んでました♪今日も朝から雨が降っていて不安定な天気です。これからお昼食べて夜勤の用意をするところです!
今日も感動するような素敵なNEWSを見つけました♪こんなに短い鉛筆になるまで描き続けていて、物を大切にするという気持ちが伝わってきますねおねがい
絵も素敵ですね!







「物を大切にすること」は、古今東西広く伝わる教えのひとつです。

 ある鉛筆画家にとっては、自身の“相棒”でもある「鉛筆」で特にそれを実践。先日Twitterでは、感謝の気持ちが綴られました。

「良い絵が描けたよ、最後までありがとう」のつぶやきとともに、投稿したのは1本の鉛筆を撮った写真。作品を描く際に、幅広い用途で使用しているという5Bタイプです。

 投稿写真で目を引くのがそのサイズ。なんと、指の腹にのるほどまでに使い込まれています。しかし秋本さんにとってそれは普通のこと。自身が信条としている「モノには魂が宿っている」から至っているとのことです。

「実は数年前にも、Instagramで似たような内容の投稿をしたことがありました。私は、マララさんの『1本のペン』※の話に感銘を受けてから、ずっとこのスタンスですね」
※2013年に、パキスタンの人権運動家マララ・ユスフザイ氏が行った国連でのスピーチのこと。氏は翌2014年にノーベル平和賞を受賞しています。

当該投稿の鉛筆に対しても、指の第一関節ほどの長さまでに使い込まれています。そしてこの鉛筆を含め、廃棄をせず、大切に保管しています。


ちなみに自身が使用している鉛筆の販売元は、東京都にある文房具メーカー「北星鉛筆」。実はこの会社では、毎年11月23日に「鉛筆感謝祭」と題したイベントにて、「鉛筆供養」という、一定のサイズ以下まで使い込まれた鉛筆を供養する催しが開催されています。

 ここへ納めたいと考えているそう。北海道在住のため、地理的要因で中々赴けていませんが、鉛筆たちとお別れする際は「鉛筆供養」でと心に決めています。

■ 映画「生きとし生けるもの」が飛躍のきっかけ
 ところで、ここまで使い込まれた鉛筆で、一体何を描いていたのかも気になるところです。

 「『エゾフクロウ』です。私は、北海道に住む動物を題材とした鉛筆画を描いて活動しています。構図を作るのが苦手で、自分でコンデジを持って『モデル』を撮影しに行っています」


2015年から画家活動を行っている。油絵・水彩画・アクリル画などを描くうちに、最終的に一番馴染んだという鉛筆画家として活動するようになりました。父が趣味で油絵と彫刻を、そして叔父が現役の油絵画家という「血筋」はあるものの、画家としてのスキルは全て独学で習得したそう。

 題材の動物たちと直接触れ合っていることもあってか、作品は用紙に魂が宿ったかのようなリアルが伝わってきます。それは多くの人の目を引くものとなっていますが、その中の一人が、2017年公開のドキュメンタリー映画「生きとし生けるもの」で監督を務めた今津秀邦氏。

 公開当時、実際に鑑賞して作品に感銘を受けたが、ファンアートとして「キタキツネ」を描いたところ、同氏の目に留まり、それがきっかけで作品のポスター化に。故郷である北海道豊富(とよとみ)町での上映と、海外宣伝用に使用されることになりました。


その経験が自信となり、現在の作品スタイルが確立したといいます。あれから5年が経った現在も、魂が宿った鉛筆で、まっさらな用紙に命を吹き込み続けています。